全国で支持拡大が続く「自然の味そのまんま」ブランド商品
◆4者対等の関係築き厚い支持
大量生産・大量消費の波に飲まれ、地場の生産者・メーカー・小売企業が淘汰(とうた)され続けている。「このままでは地元のものが地元で買えなくなる」との危機感を抱き、納豆メーカーの冨良食品の社長を務める冨永昌良氏は1996年に地元の中小メーカーと小売企業の協力の下「こだわりの味協同組合」(静岡市)を発足、代表理事に就任した。現在、厳しい基準を設けた「自然の味そのまんま」ブランドや定期的に開催する勉強会などを通じ、全国から厚い