中部流通特集2023
中部流通特集:高質スーパー動向=カネスエ「旬楽膳」 安全・安心に努め売上げ2桁増
食の安全・安心への関心の高まりから消費者が定着している「旬楽膳」の地アミ店(名古屋市)
無農薬・有機栽培の野菜・果物を陳列している売場(石川橋店)
原料・製法にこだわっているだけでなく、味でも評価の高い納豆
子どもにもわかりやすく商品価値をPRするPOP
食へのこだわりの理解を促す「里山通信」(旬楽膳石川橋店)
愛知県一宮市の小売企業カネスエが運営する自然派食品スーパーで全国最大級の売場面積を誇る「旬楽膳」は、健康志向の高まりを背景に当地区で支持を集めている。中でも、醤油やみりんといった基礎調味料や豆腐、牛乳、卵など、使用頻度の高い食材が売上げをけん引している。業績は食の安全・安心に関心が集まっているのに伴い、前期(23年3月期)は売上げ、収益ともに前年比2桁増で着地。SNSなどで自然派食品の認知拡大に努めている。(宇佐見勇一)
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中部流通特集2023
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