明星食品の4~8月の即席麺販売状況は、金額ベースで前年から2桁前半の増加となった。看板商品の「明星 チャルメラ」や「明星 一平ちゃん」の好調に加え、TVCMによる販促を実施した各種商品の伸長も後押しした。 秋冬も、同社の「明星 五重塔戦略」で分類す…続きを読む
サンヨー食品の4~8月の即席麺販売状況は、前年を2桁近く伸長している。袋麺が2桁増で推移している中で、カップ麺も前年を上回っているため。下期については、引き続き基幹ブランド「サッポロ一番」を中心に袋麺の販売強化と、カップ麺の活性化を図っていく。 袋…続きを読む
東洋水産の4~8月の即席麺販売状況は、前年を上回って推移している。2年連続の価格改定による新価格も浸透していく中で、袋麺、カップ麺ともに同社の主力ブランドが順調に売上げを伸ばしたことが要因。秋冬に向けては、主力ブランドの強化に取り組むことで、さらなる…続きを読む
日清食品の4~8月即席麺販売状況(金額ベース)は、前年比1桁増となっている。袋麺が前年並みで推移するところ、カップ麺が同1桁増とけん引役になっていることが要因。秋冬に向けた取組みとしては、引き続き「売場エンタメ化」に力を入れていくことで、トータルでの…続きを読む
ローソンの3~8月の即席麺販売状況は、市場の成長を上回って推移している。23年6月以降実施した価格改定による効果と、PBの販売好調が要因となっている。22年、23年と2年連続で行われた値上げの影響で鈍化している販売数量の回復を図る即席麺市場の中で、秋…続きを読む
即席麺市場は、数量ベースでも回復基調となっており、即席麺の需要期の秋冬でさらなる成長を目指す。即席麺市場の23年度(23年4月~24年3月)は、数量ベースで前年比4%減、金額ベースが同4.6%増で着地。今年度(24年4月~25年3月)は、数量ベースで…続きを読む
◇経営トップに聞く ◆ヤマエグループホールディングス 大森礼仁代表取締役社長COO ヤマエグループホールディングスは、九州を基盤とする「食」と「住」の中間流通業、ヤマエ久野を母体とし、2021年10月に設立された持ち株会社だ。「食」と「住」に関す…続きを読む
全国卸と地域卸の双方が、それぞれの強みを発揮しながら活躍する九州エリア。同エリアでも卸売業が自社の個性を深め、差別化を図っていくのは非常に難しいのが現状だ。そのような中でも、展示会は卸各社の特徴がよく表れる場だ。(大屋良太) ●若年層の視点生かす取…続きを読む
◇経営トップに聞く ◆さんれいフーズ・門脇寛行取締役常務執行役員 山陰両県を中心に山口県から京都府北部に至る日本海沿岸エリアで事業展開しているさんれいフーズ。4月1日付で製造関連の子会社2社を吸収合併し、業務用食品卸に製造・開発機能を合わせ持つ総…続きを読む
長く続いたコロナ禍により社会生活は一変し、消費者の消費行動、購買意識なども変化を続けている。特に冷凍食品に関しては、その品質の高さ、簡便性などが評価され、購買層が大きく拡大したことから、小売業各社、卸売業各社とも冷凍食品部門の増強を行っている。また、…続きを読む