春期納豆特集:価格下落、いまだエンドレス メーカー、容量減での対応が精いっぱい

農産加工 特集 2011.03.11 10459号 04面
最大のボリュームゾーン下段の価格は100円以下。上中段の価格は10年前、150円以上だった。(首都圏スーパーの納豆売場)

最大のボリュームゾーン下段の価格は100円以下。上中段の価格は10年前、150円以上だった。(首都圏スーパーの納豆売場)

 納豆価格の下落がいまだエンドレスの状態だ。納豆メーカーは値上げできず容量減での対応が精いっぱいの状況になっている。最大の要因は激しさ増す価格競争。特売では最も売れ筋形態のトレー(極小粒納豆45g程度入り)×3P(パック)で1個30円台の商品が出現している。最大のボリュームゾーンである食品スーパーの売場の棚の下段では希望小売価格158円の納豆が100円以下で売られるケースも常態化した。  店頭価格下落から納入価格下落も想像に難くない。某納豆メーカー関係

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