冷食メーカー困惑 コスモス薬品のバラ納品で広がる波紋
一部DgSの商品納入に関する要請に、冷凍食品メーカーが困惑している。コスモス薬品は10月から、一部の冷凍食品で納品単位をケースからバラに変更。これに対応するため納入業者の卸が初期投資する経費を、同社がメーカー各社へ負担するように書面通達したことが分かった。同社は売上高1兆円に迫り、前期食品売上構成比は60%を超えて5827億円となった。日配・グロサリーに限るとSM最大手を凌駕する。商品戦略の中軸に食品を置いているからこそ、今回の要請は波紋を広げそうだ。
関連ワード:
コスモス薬品