川野澄人社長
ヤオコーは24年度上期、今期の重点施策の一つと位置付ける出店エリアの南北政策が着実に成果を挙げた。おおよそ埼玉北部から群馬・栃木などを北エリア、埼玉南部から東京・神奈川などを南エリアと大別し、南北で商品構成やチラシ内容を変えている。 商圏の違いとして、北は子育てを終えた50代以上の構成比が高く、南は子育て世帯が多くなる。インフレの影響を受ける年金生活者の割合が高いのは北で、共働き世帯の多い南は今期も「消費の力は強い」(川野澄人社長)という。上期の既
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