こめ油特集:高いポテンシャル「東洋のオリーブオイル」 「風味」「健康機能」を両立
優れた風味により、天ぷらなどのメニューの質向上に貢献。食感や栄養など多岐にわたる付加価値も有する
こめ油は独自の優れた風味や食感、栄養・機能性などで近年着実に需要を獲得、プレミアム油としての地位確立をうかがっている。他の食用油ジャンルの大半が原料油種を海外に依存しているのに対し、米ぬかを原料とするこめ油は国産原料での製造が主流であり、真の意味でのメードインジャパン食品に位置付けられる。ほのかに甘味を含む独特の風味や抗酸化機能は多岐にわたる料理に活用可能で、今世紀に入ってからは認知も大きく上昇。「東洋のオリーブオイル」として高いポテンシャルを誇り、今後の需要増に期待が寄せ