日豪EPA、牛タン・豚肉など関税削減 体質強化が必要
農林水産省は17日、7日に大筋合意した日豪経済連携協定(EPA)の詳細を明らかにした。7日の発表では牛肉など大枠を明らかにしたのみだったが、農水省が合意内容を整理してまとめた。牛タン・内臓肉、豚肉、鶏肉などの関税が削減される。日メキシコEPAとほぼ同じ関税率にし、輸入枠を設けたため、農水省は国内農業への影響が小さいとみている。だが、関税が削減されたことで国内農業の体質強化の必要性がますます高くなる。 大筋合意ではコメは完全に除外され、小麦、砂糖など