ニップン、中期目標達成方針 既存事業で利益確保 成長分野取組みも
前鶴俊哉社長
ニップンは7月28日、専門紙との記者懇談会を開催した。その席で前鶴俊哉社長は中期目標の達成に向け、「製粉、プレミックス、パスタ、加工食品の既存事業で着実に売上げ・利益を確保していきつつ、冷凍食品、中食事業、海外事業といった成長事業に取り組んでいく」と方針を語った。その上で、前鶴社長は24年3月期第1四半期の状況についても「流れは順調にきている」と述べた。
主要事業の製粉事業については、社員にとって魅力的な事業としていく。米国製粉企業への出資もその一