昆布茶の原料である昆布の国内生産量は引き続き、低水準が続いている。全道の漁業協同組合で構成される北海道漁業協同組合連合会(北海道ぎょれん)による道産昆布の生産量(供給量)によると23年は1万2245tとなり、過去最低となった22年に続く2番目に低い生…続きを読む
本紙が掲げる昆布茶活性化へ向けた「4輪駆動(飲用・料理用・加工用・輸出用)」の中で、最も伸びしろが多いと推定するのが、海外市場の開拓を含めた輸出用である。おいしさ成分である「UMAMI」は国際的にも認知が高く、増加している訪日外国人によるインバウンド…続きを読む
料理用途と同様、優れたおいしさやうまみ、水溶性を生かし、加工食品向け調味料として、スナックや米菓、冷凍食品や惣菜、さらにはメニューソースなどでも使われている。 最終商品の味の底上げはもちろん、特に若者層への認知度拡大や掘り起こしに一役買っている点に…続きを読む
昆布茶の料理用途は、主に顆粒・粒状タイプ製品を軸に鍋やパスタ、和食全般などをはじめとする多彩なメニューで着実に浸透している。 優れたうまみや水溶性、簡便性を生かし、業務用(外食・中食向け)・家庭用の両分野で活用されており、これまでの「隠し味」や「だ…続きを読む
昆布茶本来の楽しみ方でもある、飲用向け需要は、特に今世紀に入り、コーヒーや抹茶などプレミックスタイプ飲料の台頭・定着、喫茶店や飲食店での非定番化、振る舞い昆布茶などの歳時での飲用慣習の消失に伴い、総じて長く減少傾向が続いているが、2年連続の酷暑(猛暑…続きを読む
昆布茶市場が秋冬の需要期を迎えている。食品屈指の伝統産業であり、日本独自の嗜好(しこう)品でもある同市場では近年、特性を生かした料理用途での拡大が顕著化。一方で、飲用需要はアイス昆布茶や割り材として使い方が広がるなど、通年商材としての伸びしろをみせて…続きを読む
森永乳業は2日、飲料の一部宅配・EC専用商品について、11月1日出荷分から価格改定を実施すると発表した。改定率は6.3~6.7%。対象となるのは4品で、それぞれ10円の値上げ。(小澤弘教) ※詳細は後日電子版にて掲載いたします。
味の素AGFは、丸新柴本製茶(静岡県牧之原市)と共同で、同社として初となるオリジナルの日本の紅茶葉(和紅茶)の試作製造を開始する。海外の紅茶とは異なる日本人の味覚に合った「華やかで香り高く、すっきりしつつもコクのある味わい」の紅茶の量産化を目指す。両…続きを読む
●20~40代女性支援 ネスレ日本は今秋、「ネスレ ミロ オトナの甘さ」をリニューアルする。おいしさと鉄以外の栄養バランスはそのままに、従来品と比べ、鉄の配合量を約2倍に強化した。これによって1日分の鉄分(6.8mg配合)を1杯でおいしく楽しめるこ…続きを読む
UCC上島珈琲は、「UCC直営農園ハワイコナ アナエロビコ」(豆・100g)を9月18日から数量限定で、UCC公式オンラインストアで初めて販売を開始した(5600円・税込み)。「UCCハワイコナコーヒー直営農園」(米国・ハワイ州)で栽培し、収穫したハ…続きを読む