明治は24年度下期、「明治北海道十勝」ブランドで企画品を投入、市場に「ワクワク感」を喚起し、物量回復に向けて買上点数アップを図る。市場が低迷気味のカマンベールに刺激策を投じ、新たな楽しみ方を提案。若年ユーザー獲得を進め、消費拡大を目指す。 23年度…続きを読む
雪印メグミルクは24年度下期に向けて、日本のチーズ食文化に新たな食シーンを根付かせ、市場の底上げへの貢献を図る。チーズソースでは家庭での常備調味料としての立ち位置獲得を目指し、リニューアルと新商品投入を実施。プラントベースフード(PBF)からも新たな…続きを読む
エフ アール マーケティングの2023年業績は、メーカー出荷ベースで前年を下回った。値上げによる回転の低下で、冬場の受注が苦戦。「ル・ルスティック」ブランドもマイナス推移となった。24年は、イタリアの「マウリ」ブランドから唯一の洞窟熟成ゴルゴンゾーラ…続きを読む
日本マイセラは24年度、全方位での施策展開方針を継続し、特徴ある多彩なラインアップでチーズ市場の裾野拡大を目指す。 業務用ではコモディティー系商材での攻勢を強めると同時に、差別化アイテムの提案を推進。小売向けにも細やかな営業活動を継続し、エンドユー…続きを読む
東京デーリーの23年度チーズ販売業績は、価格改定の影響が想定より大きく、売上高・数量ともに前年を下回った。ただし、下期からセミハード、ハードタイプなどは回復基調にある。今期も引き続き主力品の販売拡大と育成商品の訴求に注力。 新商品では好調のおつまみ…続きを読む
ラクト・ジャパンは、物量回復を主軸に、最適価格のタイムリーな提案を進める。製造適性の高い機能性原料も引き続き注力し、国内ニーズに対応。調達ネットワークの強化も継続し、安定供給体制をさらに盤石なものにしていく。 前期(23年11月期)の取扱物量は、小…続きを読む
野澤組の24年9月期チーズ部門売上高は、ほぼ前年並みをキープして推移する見通しだ。物量面でも外食、製菓・製パンチャネルが徐々に回復しており、前年をとらえそうだ。小売向けには、食シーン拡大を狙い投入した「大人のマリアージュ」をテーマにしたアソート品が好…続きを読む
チェスコは今期(25年2月期)、デパート、直販、業務用、量販店の主力4業態別に、同社の強みを生かした重点商品を展開する。フランスの「無形文化財企業(PV)」認定を受けているイズニーサントメール社商品のブランディングに注力するなど、独自性を発揮。秋冬向…続きを読む
アイルランドの2023年対日輸出量の伸長に、チーズが大きく貢献している。バター、ホエーとともに伸びを見せ、物量ベースで前年比12%増。生乳の高栄養価や、それを支えるサステナブルプログラム「オリジングリーン」をバックボーンに、引き続き成長エンジンとして…続きを読む
日本国内で新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移行して人流が回復したのと同様に海外でも人流が回復し、経済では各国のインフレ進行に伴う製造コストアップによって世界的に乳価は上昇、チーズの国際相場は上昇基調にある。今後も物流費や人件費などの固定コスト…続きを読む