気候変動からビール守れ=大麦・ホップ、雨や暑さに強く―大手各社【時事通信速報】

サッポロビールが開発した大麦。雨への耐性が強く、ビールの品質を長持ちさせる性質を持つという(同社提供)

サッポロビールが開発した大麦。雨への耐性が強く、ビールの品質を長持ちさせる性質を持つという(同社提供)

キリンホールディングスなどは、室内でホップを栽培する技術を確立した(同社提供)

キリンホールディングスなどは、室内でホップを栽培する技術を確立した(同社提供)

 ビール大手各社が主原料の大麦やホップについて、雨や暑さに強い品種や栽培技術の開発を急いでいる。気候変動の影響で、多くの農産物で品質低下や収穫量減少が懸念される中、ビールも例外ではないようだ。業界からは、異常気象で原料調達が困難になれば「将来、1缶800円台もあり得る。誰も飲まないし、衰退の一途をた

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