◇県下の中食産業に迫る ◆三つ目となる製造拠点が稼働 焼津市の福一漁業物販・飲食部門は魚食文化の継承を促すため、自社製造の寿司や惣菜、弁当の販路を広げている。漁業をなりわいとして漁獲から販売までを一気通貫で行う強みを生かした商品を続々と発売。TV…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●EC加え事業拡大 物価高の中、小売業を取り巻く環境は依然として厳しい。そのような中、さまざまな業態で104店舗を展開する県東部、富士市のマキヤの前期72期(24年3月期)は過去最高益を記録するなど、好調が続く。1月にはEC…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●100周年に向け高質ストア目指し経営基盤強化 静岡県浜松市の遠鉄ストアは昨年50周年に続き、従業員考案のオリジナル商品や価格帯に応じた商品展開の推進、移動スーパー事業を通じて、地域の支持をより盤石なものにしている。次の10…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●法人向け「プチ・マム」提供などで可能性広げる 静岡市のタカラ・エムシーは9月、静岡市のホームセンター内に「フードマーケットマム下川原店」をオープンするなど、業態の垣根を越えてワンストップの利便性を追求している。また、法人向…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●上場20周年記念企画などが業績押し上げ マックスバリュ東海の今期(25年2月期)第2四半期決算は過去最高益を記録した。全店売上高は前年比3.7%増と拡大。上場20周年記念企画とイオングループトータルアプリ「iAEON」での…続きを読む
沼津市のあおきは1957年の創業以来、県東部を中心にストアブランドを確立し、地域の豊かな食生活を支えている。23年2月に社長に就任した田村篤己氏は商売の原点に立ち返って、組織再編に注力。今期(24年10月期)は過去最高益を記録した。現在、同地区での空…続きを読む
食料品価格の値上げや物流費・人件費などの上昇が続く中、静岡県の食産業全般で独自の価値を高める動きが活発になっている。 27年に創業70周年を迎える沼津市のSMあおきは田村篤己社長の下、商売の原点に立ち返って、「人づくり」を重視するように組織を再編。…続きを読む
モンデリーズ・ジャパンのガムカテゴリーの上期実績は、好調に推移した。23年前半の新型コロナウイルス感染症第5類指定に伴う人流の回復に加え、いわゆる脱マスクによる、エチケットニーズの高まりを受け、23年以降ガムの需要は回復傾向に入った。同社も実績も23…続きを読む
井関食品は今春、埼玉県越生町の住吉屋製菓から引き継いだ「一里飴」の製造・販売を開始した。秋冬の最盛期に向けては、「のど飴」を中心に販売を強化。時代に流されず、伝統の“地釜本造り”にこだわりながら安全・安心なあめ・キャンデーを提供し続けている。 「一…続きを読む
カンロの24年12月期第2四半期業績は売上高が前年比8.9%増の155億6300万円で過去最高を達成するとともに、第2四半期の利益も過去最高を3年連続で更新するなど好調に推移した。キャンデー市場全体の好調に加え、グミが市場の伸び以上を示し、同社で初め…続きを読む