はごろもフーズは23年8月、42年ぶりに新たな魚種となるブリを使用した「シーチキン Every(エブリ)」を発売するなど、後藤佐恵子社長が考える安全・安心で良質な食品を安定供給するという社会的責任を果たすため、原材料の多様化を進める。4月からは創業1…続きを読む
●ファンの創造へ 地元清水を盛り上げ はごろもフーズはこれからのファン創造のため、工場見学を学校に見立て「入学・学ぶ・卒業」を体験する「シーチキンアカデミー」を創設して、主に小学校の社会科見学を対象に「新清水プラント」の工場見学を積極的に受け入れて…続きを読む
●社会的な役割、年々大きく 工場見学受け入れなど 静岡市のはごろもフーズは新清水プラントでの工場見学受け入れや地元企業との協業など、地域に根差した企業活動を積極的に行っている。現在、マグロやカツオなどの調達が新興国の急速な需要拡大や地政学的リスクの…続きを読む
◇供給難時代の指針探る 静岡市の業務用卸、浜村屋は地元静岡産の食材を使ったPB「シズワン」の積極的に展開し、地産地消を促すとともに業績拡大が続く。浜村晃社長は「これからも静岡の豊かな食材の魅力を発信し続けていく」と意欲を燃やす。同社は今期(25年9…続きを読む
◇供給難時代の指針探る ●新市場創出の可能性に期待 鈴生、NTT西日本 静岡支店と共同実験 静岡市の田丸屋本店は、2023年3月から静岡県産わさびの生産量回復に向けて、同じく静岡市の農業法人、鈴生とNTT西日本静岡支店と協業で、ICT(情報通信技…続きを読む
◇供給難時代の指針探る タカラ・エムシーは8月、沼津港で水揚げされた鮮魚を、その日のうちに静岡市の店舗に配送するチルド便を本格稼働させた。同市内店舗の集客効果が期待される。また、9月のフードマーケットマム下川原店(静岡市)オープンに併せて、沼津市の…続きを読む
◇供給難時代の指針探る ◆農業の窮状受け茶以外の国産農作物生産も ハラダ製茶は2008年に農業所有適格法人、ハラダ製茶農園を設立し、耕作放棄茶園などを積極的に借り入れ、その再生に取り組む。このほか、農業人口の減少に伴い、国産農産品への評価が進むこ…続きを読む
◇供給難時代の指針探る ◆日本事務器「フードループ」活用で業務効率化・価格安定化を 沼津市の沼津中央青果は、県内最大規模の2420平方mの保冷庫を保有する一貫したコールドチェーン体制が特徴の地方青果卸だ。2015年ごろから公正な価格形成の実現に向…続きを読む
現在、わが国はおける食の安定供給が大きく脅かされている一方、世間の関心は高くないのが実情だ。そこで、今回はDX関連の施策や耕作放棄地再生の取り組みから、地産地消につなげる小売流通・卸の販売戦略まで多岐にわたって取り上げ、これから予想される供給難時代の…続きを読む
◇県下の中食産業に迫る 静岡県を中心に1都4県に70店舗を展開している弁当チェーンのどんどん(静岡市清水区)は23年10月に中小企業の事業承継や経営支援などを手掛ける「unlock.ly」(東京都)から三島徹平氏を代表取締役社長に迎えた。現在、創業…続きを読む