国分グループ合計の1~8月の即席麺販売状況は、やや苦戦しながらも前年並みで折り返している。自然災害が多発したことによる備蓄需要で、出荷数量が上がった昨年の反動を受けたことが主因。今後の見通しとして、消費者の生活防衛意識の高まりに加え、コメの代替需要な…続きを読む
ローソンの3~8月の即席麺販売状況は、金額ベース、数量ベースともに前年の実績を上回った。相次ぐ物価高が影響してNBが伸び悩むも、PBの売上構成比が増加傾向にあり、好調に推移している。 下期は、同社の新PBブランド「3つ星ローソン」の認知拡大と、スポ…続きを読む
即席麺市場は、あらゆるモノやサービスの価格が上昇する中、相対的なコスパの良さが消費者から評価されたことで、24年度(24年4月~25年3月)は数量ベースが前年比4.1%増、金額ベースが6.7%増で着地した。今年度(25年4月~26年3月)の4~7月の…続きを読む
●今後は日配・精肉へ拡張 日鉄ソリューションズは7月、惣菜部門の粗利最大化と省人化が図れる同社のWebサービス「Delifit AI」に新機能を追加した。複雑な「レシピ管理」と不要な在庫を抱えがちになる「発注作業」に焦点を当て、ユーザーのさらなる粗…続きを読む
●粗利益額増加に効果発揮 島根県に本社を構えるSMのキヌヤは、販売計画などをサポートする日鉄ソリューションズのWebサービス「Delifit AI」を導入し、8月で1年になる(ベータ版の運用期間含む)。同社惣菜部・バイヤーの古藤操氏は「収益向上と業…続きを読む
●初の都市型駅前立地店舗 オークワは8月30日、大阪府堺市に「オークワ堺市駅前店」をオープンした。大阪府下では21店舗目、SSM(大型食品スーパー)業態としては84店舗目、同社としては153店舗目の出店となった。 堺市が所有する立体駐車場跡に出店…続きを読む
●兵庫の地場産品を揃える オーケーは18日、関西3店舗目となるオーケー南武庫之荘店(兵庫県尼崎市)をオープンした。関西既存店の人気商品に加えて、兵庫県産の産品を取り揃えることで幅広く利用者のニーズに応えていく。オーケーの二宮涼太郎社長は「南武庫之荘…続きを読む
●惣菜や地域色にフォーカス 小売業界では、時流や地域に応じた柔軟な取り組みで価値創出の実現を図る動きが高まっている。伸長する惣菜の取り組みは、AIを活用する段階にまで達し、売場づくりには「地域色」が一つのトレンドだ。小売業2社の新店舗を紹介するとと…続きを読む
◆四国地区トップインタビュー ◇サンシャインチェーン本部 取締役会長・川崎博道氏、代表取締役社長・桑名俊二氏 サンシャインチェーン本部(川崎博道会長、桑名俊二社長)は、上質な自社PB商品などで地域住民に「新しい発見」を提供し、潜在需要を喚起してい…続きを読む
◆四国地区トップインタビュー ◇サニーマート 代表取締役社長 中村彰宏氏 サニーマートは、地域密着の「生活総合提案型」小売業を実践する、四国地方の有力チェーンだ。同社は、消費者目線の「価値提案」に主眼を置き、市場環境や社会情勢の変化に対応可能な店…続きを読む