国内ワイン市場の停滞が鮮明になっている。物価高が響き、低価格品を好む飲用層のワイン離れが止まらない。低価格帯商品の収益性が落ち込む中、ワインファンを離さないためにも1本1000~3000円程度の4桁価格の高付加価値利益商材に提案の軸足を移す企業が増え…続きを読む
◆各地のバイヤーに聞く ●“三方よし”へイベント・勉強会開催 「おいしいもの、いいものだけを」をコンセプトに掲げ、地域に根差した店舗を愛知県で5店舗展開している一宮市の旬楽膳は、お茶の消費拡大に向け生産者と消費者を結ぶプラットフォームの役割を担っ…続きを読む
◆各地のバイヤーに聞く ●体験会やセミナーでお茶文化の継承にも注力 生活協同組合コープこうべは「コープならでは」を感じさせるお茶を充実させ、組合員のニーズに応えている。三つのPB「コープこうべ商品」「コープこうべフードプラン」「日本生協連コープ商…続きを読む
◆各地のバイヤーに聞く ●地域のニーズに合わせ差別化 名古屋市で7店舗を展開するSMのスーパーヤマダイの今期(25年3月期)ここまでのお茶カテゴリーの状況は物価高の影響で売上げは前年比微増で推移している一方、数量ベースでは減少傾向が続く。また、域…続きを読む
◆各地のバイヤーに聞く ●メーカーや生産者との連携強化 愛知県田原市の渥美フーズが運営するビオ・あつみエピスリー浜松店の前期(24年9月期)ここまでのお茶関連カテゴリーは前年比微増で着地した。中でも日本茶とハーブ茶が、同約10%増と好調だった。背…続きを読む
緑茶市場は高単価なリーフ茶は低迷しており、今後も同様の基調が続くとされる。一方、簡便志向の高まりを追い風にティーバッグ茶は好調な売れ行きを示す。これを受けて、若年層への訴求と並行して、簡便性の高いティーバッグ商品などのPRを強化している量販店も少なく…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 愛知県安城市の南山園は全国でも珍しく、茶園栽培から抹茶生産、販売まで一貫して行う。今期(25年2月期)ここまではインバウンド需要を追い風に国内・輸出がともに堅調。富田晋介専務は100年の樹齢を誇る茶樹から摘採した玉…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 静岡県掛川市の丸山製茶の今期(24年12月期)業績は抹茶の輸出がけん引する形で前年を大きく上回ると期待される。10月には自社れんが式てん茶炉が稼働。需要ひっ迫が続く抹茶の安定供給を図る。さらに丸山勝久社長は高付加価…続きを読む
◆東海エリアメーカートップに聞く 愛知県西尾市のあいやは主に欧州や東南アジアで業務用を中心に販路拡大が続く。今年は災害時を想定したBCP(事業継続計画)対策保冷庫を建設し、顧客の要望に柔軟に応える体制を強化。現在、杉田武男社長は茶業存続のため、行政…続きを読む
福寿園は11月26日、国内外の観光客に日本茶文化の魅力・山城茶問屋の文化を伝える施設「福寿園山城館(京都府木津川市)」の竣工(しゅんこう)に加えて、福井正憲会長の「米寿」「世界旅行記(全12巻)上梓」を祝し、「福寿園 三つの慶事祝賀会」をウェスティン…続きを読む