九州地区のつゆも、消費者の用途スタイルが多様化してきたことで、容量の種類は幅広くなっている。具体的には、300ml、500mlなどの中容量レギュラーサイズ、800ml、1000mlといった大容量サイズがある。割安感のある大容量商品へのニーズは、一時期…続きを読む
濃縮とストレートに関しては、九州内でも企業によって対応が分かれる。ストレートは全国メーカー商品が一定のシェアを確保。価格面でも競争が激しく、九州メーカーでは近年終売に踏み切る動きも目立ち始めた。そのような中でも、依然として根強い人気を集めるのが、ヤマ…続きを読む
つゆ動向に大きな影響を与えるのが、最需要期である夏の気候。昨年は、35度C超の猛暑日が各地で頻繁にみられた。この影響もあり、実績としては、「2024年は23年に比べて堅調だった」という声が各社から出た。ただ、23年実績が振るわなかったという実態もある…続きを読む
●洋食業態好調 高いトマトソース需要 ウスターソース、トマトソースなどの自社製造・販売を行い、さらに業務用食品卸として飲食店向けに業務用食材の販売を行うなど製造・卸の両輪の機能を持つのが山屋食品の特徴だ。 今期(4~12月)の状況は製造部門前年比…続きを読む
ハグルマは今季、醤油を利かせ、後味にスパイスが追いかけてくる「焼肉のたれ旨辛」を発売し、好調の「瀬戸内レモンのドレッシング」には、レモン果汁を30%増量する改良を施した。近年は生産効率を追求して商品集約を図りつつ、ポテンシャルある商品の魅力を高めるブ…続きを読む
高橋ソースの業績は堅調な推移で前年並みの着地見込みだ。 家庭用では、看板ブランド「カントリーハーヴェスト」やオーガニック系商品など、こだわりの商品を揃えている同社の根強いファン層に支えられ堅調だ。業務用はコロナ禍において特需的に増加したミニパックは…続きを読む
コーミの25年3月期のソース部門売上高は前年比4%増で着地する見込みだ。主力商品の「こいくちソース」は誕生50周年のプロモーション、消費者キャンペーンが奏功し同4%増で推移。特にちびちゃん(160ml、300ml、500ml)が売上げに貢献した。同じ…続きを読む
オリバーソースは原料、製造方法、容器までこだわり抜いた同社の最高峰ソース「3年熟成ウスターソースCLIMAX『神々による進化』」を1月17日に発売。終売していた「CLIMAXヴィンテージとんかつソース」も同月20日に復活させ、伝統的な沈殿製法ソースの…続きを読む
イカリソースは「THE大阪」シリーズで大阪生まれブランドの魅力を全国へ伝えていく。1896年の創業から粉もん文化とともに歩んできた同社が、味と使い勝手を追求した同シリーズは大阪府が推進する大阪代表商品プロジェクトの「地域代表商品」にも選定され、順調に…続きを読む
カゴメは今期、「カゴメ醸熟ソース」のさらなる成長に取り組む。「カゴメトマトケチャップ」との合わせ使いによる“ニッポンの洋食”を提案し、同時販促や露出の徹底を図る。加えて、伸長する「小容量」と「こだわり」需要に対応するラインアップ展開(有機野菜と果実使…続きを読む