中部地区のメーカー各社は仕入れコストなどの上昇を受けて、適正価格での販売を目指し、価格改定を相次いで実施している。 一般消費者との接点づくりに注力、高まる健康意識に応える形で、品質と製法などに徹底的にこだわり、商品価値に重きを置くメーカーが目立って…続きを読む
関西各地の2025年1~6月の味噌実出荷量(全国味噌工業協同組合連合会調べ)は、京都2185t(前年比4.7%増)、兵庫396t(同4.5%増)、大阪247t(同1.2%減)、紀州92t(同8.9%減)、奈良61t(同5.2%増)、和歌山37t(同5…続きを読む
信州味噌の地元長野県は、トップメーカーから小規模な蔵まで100近い製造業者が軒を連ね、全国出荷量における県のシェアは約60%に及ぶ。全国味噌工業協同組合連合会まとめの県の25年1~6月の味噌実出荷量は10万3752t、前年を4.2%上回った。 全国…続きを読む
2020年の国勢調査によると関東1都6県の人口は総人口のおよそ35%。関東エリアの売場には大手の売れ筋品やPB品が棚を占め、中小の主力や地方の定番品が食い込むハードルは高い。一方で小容量カップが増え、液状タイプや即席味噌汁など単身世帯や節約志向にマッ…続きを読む
2025年1~7月の北海道内味噌出荷数量(北海道味噌醤油工業協同組合調べ)は1万0058t(前年比0.1%減)、仕込み数量9936t(同0.3%増)となった。北海道味噌は辛口の米味噌、麹歩合はやや高く塩分は控えめ、すっきりした芳香温和な味が特徴。道内…続きを読む
●料理研究家伝える味噌の魅力 料理研究家の山田玲子氏が味噌の魅力を伝えるレシピ本「味噌上手 MISO LOVE」がK&M企画室から刊行された。全文英訳併記が特徴の本書では味噌を手軽に食べてもらうために考案したレシピのほか、味噌の製造工程や、麹や発酵…続きを読む
日本食糧新聞社が代理販売するPOSデータ(KSP-SPが独自に集計した全国約1060店舗から構成されたデータ)を分析し、2025年1~6月の味噌の売上げランキングを作成した。上位には大手メーカーの主力や地域の定番商品が並び安定した傾向を見せる中、新し…続きを読む
大手メーカーを中心に秋冬向けの味噌の新商品が出揃った。バリエーションの増加で潜在的ニーズにアプローチするほか、即席味噌汁や液味噌など時短・簡便需要に応える商品が存在感を示した。(志賀愛美) 業界最大手のマルコメは、主力の「料亭の味」無添加タイプを「…続きを読む
農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は温暖効果ガスの一つである一酸化窒素(N2O)削減効果を高める、大豆と根粒菌の共生系を開発した。現在、大豆は食用・飼料用・搾油用と需要の増加に合わせて作付面積も世界的に拡大傾向にある。同研究の活用により地球温…続きを読む
人口減少社会における国内消費の縮小が免れない中、業界各社は海外にも目を向けて伝統的な食品である味噌の輸出拡大を目指す。23年に品目団体に認定された全味工連では、国からの補助を受け輸出促進事業を強化。参加組合員数も年々増加する中で国際見本市への出展など…続きを読む