ジャム、果実加工品を多彩に展開するデイリーフーズ。コロナ禍が本格的に落ち着いた今期は、業務用ニーズが以前の水準に回復した。OEM、PBの瓶ジャム製品も受託は堅調だが、ニーズの多様化に伴った製造品目の増加や工場の人手不足などで対応に追われている。 「…続きを読む
加藤産業の23年10月から24年3月までのジャム・スプレッド類(カンピー、カンピー ザ・プレミアム)の売上高は、前年比3%増となっている。 主要アイテムのうち、カンピー780gジャムシリーズ、紙カップシリーズについては値頃感から今期においても大幅な…続きを読む
信越食品工業は、高級路線のジャムを得意とする。コロナ禍の内食化などを追い風に「昨年夏までは売れ行きが良かったが、秋以降、急ブレーキがかかった形」と雨宮宏和社長。「物価高による節約志向の影響が、てき面に出ている」とみる。 ただ今年4月は「久々に好調」…続きを読む
ソントンの前期(24年3月期)の家庭用ジャム類・スプレッド類トータルの実績は好調に推移した。ジャム類とスプレッド類別では、ジャムは紙カップ製品が好調に推移。スプレッド類は22年度に続き23年度も伸長を果たした。 ブランド別の概況は、紙カップの「ファ…続きを読む
明治屋の24年2月期(23年3月~24年2月)のジャム類売上げは、前年並みで推移した。既存品は総じて軟調で推移したが、新商品「大人のジャム」の発売が奏功し前年実績を維持。ブランド別の状況は、主力の「果実実感ジャム」が微減で推移。コストパフォーマンスに…続きを読む
スドージャムの23年12月期(23年1~12月)の実績は、前年比10%増と大幅伸長を達成した。紙カップ製品の「毎朝カップ」が同2桁増の好調に推移。「信州須藤農園」ブランド「100%フルーツ」も好調に推移。大容量瓶ジャム製品も好調。さらに、23年春夏新…続きを読む
●24年 ジャム・スプレッドに続く2本目の柱育成本格化 アヲハタの前期(22年12月~23年11月)の家庭用ジャム・スプレッド類の販売実績は前年比2.8%増と堅調に推移した。市場全体はジャムが微減、スプレッド類は前年並みで推移しており、市場の動きを…続きを読む
●アヲハタ 若年層への接点を拡大 ジャム・スプレッドに続く2本目の柱の育成を本格化させる。同社は28年ビジョン「フルーツで世界の人を幸せにする」を策定し、「フルーツのアヲハタ」を目指すべき姿としている。また、中期経営計画で「即食タイプのフルーツ加工…続きを読む
ジャム市場が目まぐるしく変化している。23年は、数量が前年を下回ったが、22年に実施した値上げにより金額は前年並みを確保した。一方、可処分所得が増えない中、食品を中心に値上げが相次いだことで、消費者の生活防衛意識が高まり、ジャム市場の中で値頃感のある…続きを読む
◇各社の取り組み コンビは先ごろ、殺菌乳酸菌「EC-12」に関する新知見として、断食後の腸内状態の回復をサポートする効果を見いだした。近年、プチ断食やファスティングといった生活習慣を取り入れる人が増えているが、そうした人たちの腸内に働きかけて断食明…続きを読む