◇各社の取り組み 腸内環境を整え、身体全体に良い影響を与える「腸活」が広く一般に浸透し、食物繊維の摂取に対する注目度が高まる中、太陽化学は「グァー豆」を原料とする食物繊維(グアーガム分解物=PHGG)の機能性に関する研究や素材の開発に注力している。…続きを読む
◇各社の取り組み カゴメは今春、主力の「野菜生活100」ブランドに新製品「野菜生活100 グリーンサラダ」「同レモンサラダ」を投入。同ブランドのアンバサダーに緑黄色社会を起用し、「朝を味方に。」と新メッセージを掲げ、TVCMなどで朝の飲用訴求を図る…続きを読む
菓子の23年度トクホ・機能性表示食品ガム市場は、好調に推移。コロナ禍に伴う歯科通院抑制を受け、消費者のセルフメディケーション意識が高まり、デンタル系ガムの需要増につながったとみられる。23年のチューインガムは、数量・生産金額・小売金額とも前年比6.3…続きを読む
●MCTの認知度拡大も 健康価値への評価・見直しが定着している食用油では、トクホや機能性表示食品などの制度型商品に加え、オリーブオイルやこめ油、アマニ油、エゴマ油なども原料由来での健康価値で存在感を高めている。加えて、注目の高いMCT(中鎖脂肪酸油…続きを読む
●自分事で健康訴求 乳酸菌の持つ千変万化の働きに関する研究が進み、機能性ヨーグルト市場のラインアップは多様化の加速度が増している。個別の健康ニーズに対応した製品が続々と上市され、“自分事”としての健康訴求が必須のカテゴリーとなってきている。加えて、…続きを読む
機能性表示食品やトクホなど制度型健康食品は一大市場を形成し、各食品分野でも戦略カテゴリーとして地位を構築する。新型コロナ以降、さらに加速した健康・美容・免疫志向を背景に、さまざまな商品開発が進むが、いずれも多様化するニーズに対応すべく、極めて広範なシ…続きを読む
国内初となるトリプルトクホが今春、コカ・コーラシステムから上市された。従来まで展開していたダブルトクホ無糖茶「からだすこやか茶W」を進化させた「からだすこやか茶W+(ダブルプラス)」で、脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする二つの機能に加え、ニー…続きを読む
個人の体質などに合わせて調理するオーダーメード食「薬膳」は、その人の診断に豊富な臨床経験や勘を要するため、手軽に実践することが難しいとされるが、近い将来AIで簡単に提供できるようになるかもしれない。近年、腸内細菌研究の飛躍的進展により、薬膳を科学的な…続きを読む
機能性表示食品は23年、多様化がさらに進んだ健康ニーズに明確なヘルスクレームで対応した。市場規模は金額ベースで前年比2桁増で、5500億円を超える規模(本紙推定)に到達。一方、今春は小林製薬の紅麹(紅麹含有サプリメント)問題に端を発する機能性表示食品…続きを読む
特定保健用食品(トクホ)は91年の制度開始以降、制度型健康食品の代名詞として市場をけん引。近年では機能性表示食品の台頭によるカニバリや一部撤退などにより規模を縮小し、産業的側面からもいくつかの課題を抱えるが、信頼度の高い健康食品分野として一大市場を構…続きを読む