健康関連食品特集2024

健康関連食品特集:機能性表示食品 紅麹問題、制度を問う

特集 総合 2024.05.17 12756号 08面

 機能性表示食品は23年、多様化がさらに進んだ健康ニーズに明確なヘルスクレームで対応した。市場規模は金額ベースで前年比2桁増で、5500億円を超える規模(本紙推定)に到達。一方、今春は小林製薬の紅麹(紅麹含有サプリメント)問題に端を発する機能性表示食品制度の見直しに伴い、機能性表示食品市場は過渡期を迎えることになった。
 土台となる「機能性表示食品制度」は15年4月、アベノミクスの成長戦略の目玉の一つとしてスタート。トクホ(91年開始)、規格基準型の栄

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