●EDLP強化も実施 平和堂の23年実績は、食肉加工品全体で上期は前年比0.8%増、下期は同1.5%減、通期では同0.4%減と前年を下回っている。前年に引き続き大袋商品が好調に推移しており、お客さまの節約志向が影響している。価格改定により、ほぼすべ…続きを読む
●PB導入拡大を推進 フジの23年実績は、食肉加工品は全体で上期が前年比0.9%増、下期が同1.4%減、通期が同0.3%減と微減で推移している。 コロナ反動の影響で買い物頻度が低下(点数減)しているが、値上げにより客単価は増加している。ハム、ベー…続きを読む
●低添加など健康に配慮した商品に注力 サミットの23年実績は、食肉加工品は全体で上期が前年比9.8%増、下期が同11.3%増、通期が同10.6%増と前年を上回っている。価格が安い商品への反応が良くなっている一方で、付加価値のある商品も伸長している。…続きを読む
●「つぶざくBAR」中心におつまみ拡販 さとうの23年実績は、食肉加工品は全体で上期が前年比2.9%増、下期が同3.4%減、通期が同0.3%減と微減で推移している。 コロナ禍が明けて8月度までは好調に推移していたが、9月以降価格改定による定番主力…続きを読む
原材料価格の高騰をはじめとしたコストアップ要因の影響で、メーカー各社は22年春・秋、23年春・秋、24年春と計5回の価格改定を実施している。ある程度消費者に受け入れられているものの、度重なる値上げで買い控えが懸念されている。有力小売4社のバイヤーに前…続きを読む
食肉加工品業界では、原材料や副資材などの高騰、高止まりによるコストアップの状況が22年から続いており、メーカー各社はコストアップ分を自助努力だけでは吸収しきれないため、22年の春秋に続いて23年も春と秋に2回の価格改定を実施した。消費者は一定の理解を…続きを読む
日本酒造組合中央会は、日本の生産地全体を大くくりする地理的表示(GI)の指定に向けた取組みを加速する。5年以上掛けてきたプロジェクトで、国税庁と調整を進めている。生産基準などの項目について全国の全メーカーと合意形成を得る段階に入っており、今夏ごろにか…続きを読む
●看板商品「れんと」、海外向け拡販努める 奄美大島開運酒造の創業は1996年。今年、創業から28年目を迎えた。現在は黒糖焼酎のシェアでトップだが、創業当初は後発組。そこから約10年かけてシェアを拡大した。 看板商品は「れんと」。奄美大島の霊峰「湯…続きを読む
紅乙女酒造では昨年度、売上げは前年比でプラスとなった。10月の価格改定の影響は、年末までの間は小さかった。ただ、年明け以降は少し影響が出始めた。ごま焼酎をピンポイントで購入する層以外が、他社商品に移っている可能性もあるとみている。 同社の特徴として…続きを読む
本坊酒造では、2022年10月に価格改定を実施した。仮需が起きた反動や市場全体が厳しいなかで盛り返せていない。継続して商品価値の発信を意識した営業活動を展開している。業務用は新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いが5類に移行して、業績が回復傾向に…続きを読む