酒かすのほかごま・黒糖といったその他の原料で造られる本格焼酎は、23年実績で前年の1万1737klに比べ0.5%減の1万1673kl(構成比3.3%)となった。減少幅は小さく、ほぼ前年並みで着地している。 その他分野で一定の存在感を放つのが、ごま焼…続きを読む
麦製焼酎の23年実績は15万3416kl(構成比43.2%)だった。前年の16万3488klに比べて6.2%減。主産地では大分県が7万9963kl、前年比6.1%減、福岡県が2万9925kl、同8.8%減となった。特に福岡県では減少傾向が顕著だ。 …続きを読む
コメ製焼酎の23年課税移出数量は2万9690kl(構成比8.4%)。前年の2万9897klと比べて0.7%減となった。最大産地である熊本では、1万0209klで前年比0.5%減だった。コメ製焼酎での大きな変化は、焼酎原料全体に占める構成比だ。構成比は…続きを読む
構成比が最も高い芋製焼酎の23年課税移出数量は、15万4434kl(構成比43.5%)で前年の16万5230klに比べて6.5%減となった。シェアの高い県別で見ると、宮崎県が8万9936kl、前年比10.3%減、鹿児島県が6万0559kl、同1.0%…続きを読む
日本酒造組合中央会がまとめた23年(1~12月)の本格焼酎課税移出数量は、35万5370klとなり前年の37万6983klと比べ5.7%減だった。原料別でみると芋が15万4434kl(構成比43.5%)で前年比6.5%減。麦は15万3416kl(同4…続きを読む
東ハトの前期(23年1~12月)スナック菓子カテゴリーの実績は、前年比1桁後半の伸長と好調に推移した。 ブランド別概況は、「キャラメルコーン」が、同1桁半ば増と好調。23年3月に「キャラメルコーン」「アーモンドキャラメルコーン」「ソルティキャラメル…続きを読む
日本ケロッグが展開する成型ポテトチップス「プリングルズ」ブランドの23年度実績は、前年比約22%増(インテージ社SRIデータ)と大幅に上回って着地した。ポテトスナックが同約12%増なので市場の伸長率の約2倍の成長を示した。成長要因を同社は三つのポイン…続きを読む
湖池屋の24年3月期第3四半期連結(23年4~12月)の売上高は、404億7000万円で前年比23.5%増となった。営業利益は、30億7200万円で同193%増となり、売上高・利益とも過去最高を達成した。 24年3月期は、「高付加価値商品等の継続拡…続きを読む
ヤマザキビスケットの前期(23年12月期)のスナックカテゴリーのトータル実績は、前年比2桁に近い伸長で着地した。「チップスター」「エアリアル」の主力2ブランドの大幅な伸長が寄与した。 「チップスター」は、同2桁増で着地。米国内の天候不順や西海岸の港…続きを読む
ジャパンフリトレーの24年3月期第3四半期までの実績は、増収で推移した。主力の「マイクポップコーン」「チートス」「ドリトス」の好調が寄与した。また、原材料価格高騰やエネルギー価格、物流費上昇への対応として価格改定を実施したことから、販売数量減を想定し…続きを読む