浜田酒造は市場動向として、麦焼酎が価格改定後の節約志向の高まりなどの影響を受けている印象だという。同社の麦焼酎「隠し蔵」は今年発売30周年を迎えた。これを受け、秋冬に向けては記念キャンペーンを実施予定。現在はプレキャンペーンとして、「ときめき炭酸割り…続きを読む
小正醸造は昨年4月、本部機能を嘉之助事業部がある神之川オフィス(鹿児島県日置市)へ移転した。同社は2021年にウイスキー製造事業を小正嘉之助蒸溜所として分社化。本部機能をこのウイスキー製造拠点の近くに置いた。日置蒸溜蔵も近隣に立地しており、製造現場と…続きを読む
オエノンホールディングス(HD)は24年、情報発信の質を高めて、新たな年齢層への消費者コミュニケーションの充実を図りブランド認知を高めていく。「博多の華」ブランドに引き続き注力し、SNSなどを活用した効果的な消費者キャンペーンを計画する。 本格焼酎…続きを読む
高橋酒造では昨年度、白岳しろキッチンカーを使い熊本、福岡、東京でイベント出店した。「白岳KAORU」のハイボールやレモンサワーを提供するなど、リアル場面での情報発信にも力を入れた。 商品別では、「白岳 KAORU」が関東中心に伸びが大きいという。主…続きを読む
宝酒造の24年3月期(23年4月~24年3月)における本格焼酎の販売数量は、4290kl(前年比8%減)となった。同社独自の、麹まで芋を使用した芋100%を強みとする全量芋焼酎「一刻者」と同「ISAINA(イサイナ)」の2ブランドを軸とする基本戦略を…続きを読む
雲海酒造は、酒類市場動向としてハイボールなどの人気が依然高く、炭酸で割ってある飲み口の軽い商品が好まれているとみている。また、低アルコール分野の拡大も予想しているところだ。 そのような同社が炭酸に合うと打ち出す商品に、「木挽BLUE」「そば雲海(そ…続きを読む
薩摩酒造は、市場全体として依然厳しい状況にあるとみている。一方、価格競争やコモディティ化から抜け出そうとする動きがみえる。そう感じている。昨年は、価格改定による仮需の影響もあり、需要の実態が見えにくかったという。また、サツマイモ基腐病による原料調達の…続きを読む
三和酒類は、2022年秋に各社で芋焼酎の価格改定があったこともあってか、2022年夏場は同社商品の実績が堅調だった。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いの5類移行後は、業務用需要もコロナ禍前とはいわないまでも復活。ただ22年実績の影響もあり、昨…続きを読む
霧島酒造は昨年9月、「サツマイモ基腐病」の抜本的な対策として、「霧島さつまいも種苗生産センター『イモテラス』」を稼働させた。生産農家のへ病害発生リスクの少ない健全なサツマイモ苗を供給する足掛かりと位置付ける。昨年10月にはポット苗(親苗)の供給を開始…続きを読む
そば製焼酎の23年実績は、6157kl(構成比1.7%)で前年比7.2%減となった。主産地別で見ると宮崎県が前年比5.1%減の4394kl、福岡県で同13.1%減の1519klだった。宮崎県で減少率がやや改善された一方、福岡県では減少幅が大きくなった…続きを読む