◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇三菱食品・細田博英取締役常務執行役員商品統括 まずは「酒税率変更への対応」。生活者の商品選択肢が変わるため、そうした動きをいち早くとらえて、小売業に対応策を提案する。今回の酒税改正で増税対象だった新ジャンルの需…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇日本酒類販売・村上浩二取締役専務執行役員営業本部本部長 一つ目には「日本産酒類の需要創造」を挙げたい。ジャパニーズ・ウイスキーをはじめメード・イン・ジャパンのお酒は海外での評価が高く、実際に輸出も好調だ。人口減…続きを読む
◆酒卸に聞く現状打破のキーワード ◇国分グループ本社・東野聡執行役員マーケティング・商品統括部酒類部長兼戦略推進室長 一つ目は「適正飲酒」。2月に厚生労働省から発表された「飲酒ガイドライン」の動向を注視している。国税庁の指導もあり、メーカーも未成…続きを読む
コロナ5類移行から1年半が経過し、業務用酒類の回復が本格化。2月には厚生労働省の「飲酒ガイドライン」発表が波紋を広げた。「需要創出」「適正飲酒」「食とのマリアージュ」など全国系卸の酒類トップによる24年のキーワードをまとめた(日本食糧新聞7月20日付…続きを読む
新型コロナウイルス禍で生まれたうねりが、酒類業界に変革を迫っている。あえて飲まない選択肢が広がり、外飲み文化も変わりつつある中、「量」を追う売り方は消えゆく運命にある。酒類卸各社は「質」で選ばれる時代への生き残りをかけて、高付加価値戦略に力を入れる。…続きを読む
ハセガワの青柳有社長は、コロナ禍収束以降の新たな時代に、未来型菓子卸として変革に向けギアをチェンジし、アクセルを踏み込む。首都圏地域に密着し「ひと手間かけた仕事」という価値を向上させながら、従来の菓子卸の延長線上にはない取り組みを開始する。ゼロベース…続きを読む
高山は、昨年創業100周年を迎えた。高山時光社長は、過去・現在・未来においての高山の存在意義について、川上から川下における全体最適への貢献とし、時代が変わっても「メーカーさまと小売業さまにおいてモノ・カネ・情報」の流れが必ず続く。変化し続ける流通課題…続きを読む
山星屋は23年度菓子卸業界で、唯一売上高3000億円超えを達成し、菓子卸首位の座を確固たるものにした。猪忠孝社長は、「小売業から評価される卸のポイントは規模の多寡ではなく、提供できる人材の質と機能だ。卸として小売業に自社の人材を通じてどのような機能を…続きを読む
「人と、おかしと、笑顔と、未来。」をスローガンに掲げ、菓子卸専門商社ならではのユニークなアイデアで菓子市場をデザインし、サステナブルな社会の実現とウェルビーイング向上への貢献を目指すコンフェックス。23年にヤマエグループホールディングスの子会社となっ…続きを読む
全国菓子卸商業組合連合会(全菓卸商連)の二木正人理事長は、春の叙勲で旭日双光章を受章した。これまでの菓子業界への貢献が認められ、引き続き連合会理事長として菓子卸業界のかじ取りを行う二木理事長の前に、原材料、エネルギーコスト、人件費の高騰などの課題が立…続きを読む