元日を揺さぶった能登半島地震から10日がたつ。石川県をはじめ被災地の一刻も早い復興を願うばかりだ。新潟県も被災した。県民の多くが驚いたのは、震源地寄りではない新潟市の被害が大きかったこと。それもごく一部に被害が集中していた。砂丘と平野の境界で液状化現…続きを読む
食と最先端技術を掛け合わせ、さまざまな課題解決を図る「フードテック」は23年も世界的に開発・実装が相次いだ。わが国では特に人手不足を解消するAI活用、人口減・マーケット縮小に対応する需要予想・開発支援システムなどが24年以降、拡大する見込みとなってい…続きを読む
北海道エリアにおける2023年の食品界5大出来事を独自に選んでみた。(1)鳥インフル影響の鶏卵不足で需給逼迫(2)小売・運送で北海道物流研究会発足(3)再開発で札幌すすきの、新札幌で複合商業施設相次ぎ開業(4)新千歳空港国内線旅客数が10月12%増で…続きを読む
師走恒例の重大ニュース会議。固くなく明るい話題はないか。今年はいろいろありました。一部は昨年暮れだけど▼買えなかった「缶つま」。まさかのコラボデザイン登場の「チャリメラ」。初めて食べた「いもむしパン」に「ちいかまん」。久しぶりに買った「ふりかけ」。「…続きを読む
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催されていた国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)は13日、今後の取組みを集約した文書を採択して閉幕した▼23年はこの12万5000年で最も暑い年となり、グテーレス国連事務総長は「地球は沸騰化時代に…続きを読む
今年の世相を反映する一皿は「ご馳走おにぎり」。2位の「米粉グルメ」と併せコメが話題に。だが、コメ離れは加速、家庭炊飯は減り、いよいよコメは加工の時代に突入した▼海外産コメ加工品も人気で、ビーフンなどコメを主原料にしためんの輸入量が1万tを超え、ライス…続きを読む
ラーメンチェーンの「日高屋」が好調だ。コロナ前の最高月販を今年すでに4回更新している。値上げラッシュの中で低価格メニューが支持されていること、ちょい飲み需要の復活が要因だ▼同店は首都圏に446店舗を展開し、1日2万7000杯のビールを売るほど、ちょい…続きを読む
来年こそはいい年にと暦を開いてみる季節となった。なんと、6日に1回の割合である一粒万倍日が12月は5日から4回連なっていた。訳もなくチャンスを逃した感が出てくる。一粒万倍日は種が万倍に増える日とされ、古来、事始めに吉日とされる▼ちなみに日本の暦の上で…続きを読む
師走に入り今年も残すところあと少し。食品業界もクリスマス・年末商戦に向けて活況を呈しているが、現在国内では新型コロナウイルス感染症に加え、インフルエンザが猛威を振るっている▼さらに海外に目を向けると、ロシアによるウクライナ侵攻が長引く中でのイスラエル…続きを読む
山崎貴監督の映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」が話題だ。初めてゴジラを見る世代もオールドファンも楽しめる内容になっていた▼第1作の「ゴジラ」が公開された1954年は、当時の雪印乳業が「ネオマーガリン」を発売した年。バター代替として大人気を博したと…続きを読む