10月は食品・飲料の値上げラッシュ再来となった。一時1ドル=160円を超える円暴落となったことが背景だ。すでに数度の値上げを繰り返してきたカテゴリーでは苦肉の策として、容量減などの規格変更や建値のみの引き上げもあり、隠れた値上げも含めると件数はさらに…続きを読む
スナックがブームらしい。インバウンド向けの複数店はしごや2階建てバスのツアーが好評なほか、スナ女(スナック女子)と呼ばれる女性ファンも増加中とか▼昭和レトロのイメージが強いが、いまも10万軒が存在するとされ、CVSよりずっと多い。常連に新規客が加われ…続きを読む
収穫の秋を前に令和の米騒動が話題となった。自宅近くの米穀店も朝から行列ができていた。新米のシーズンに入り、スーパーなどでは割高感はあるが売場で潤沢に並びはじめた。よかった▼函館など北海道南地域の郷土料理「いかめし」はコメを節約できる料理がルーツという…続きを読む
今夏、インターハイ「北部九州総体」が開催された。福岡で行われたバスケットボールの試合を観戦した▼会場配布されたうちわには、ラーメンや明太子など福岡名物の名が、のれんデザインで並ぶ。観客席に座ると、九州外からと思われる人から「明太子ともつ鍋は食べた」と…続きを読む
売場からコメが消える異常事態。直近では新米が徐々に並び始めたものの、高値が庶民の家計を直撃する。他の食品が総じて値上がりする中、唯一価格が安定し需要が伸びていた流れも早晩終止符が打たれ、需要減に転じるのは必至だ▼不足の要因について、悪天候による23年…続きを読む
吉野家の「オーストリッチ丼」が話題だ。同社ではオーストリッチ(ダチョウ)を第四の肉と位置付け、グループ会社で飼養・研究を進めているという▼日本におけるオーストリッチの産業化の動きは1990年代後半にあった。大型金融破綻があり、肉は高タンパク・低カロリ…続きを読む
製造業で最も人手がかかり、機械化が遅れているのが惣菜製造だ。中でも人手のかかる盛り付けの全工程でロボット化を実現し、現場実装に世界で初めて成功したと日本惣菜協会が発表したのは今年の3月。その後の業界の反応や普及はどうなのか気になるところである▼人手不…続きを読む
今夏の発表会では「にくにくしい」を何度も聞いた。本来は「憎々」だが、「肉々」の漢字が当てられポジティブな響きとなる。秋冬の冷凍食品市場はハンバーグの新商品が相次ぎ、鉄板焼のごとく商戦に熱が帯びる▼家庭用では、日本ハム冷凍食品がその名も「肉汁溢れるプレ…続きを読む
昨年にも増して今年も酷暑が続いている。3ヵ月予報によれば、秋の訪れも遅く、残暑は10月まで長引くとの予測も出ている▼かつては8月お盆を過ぎれば、秋物商材で売場全体が切り替わっていた。CVSを担当している記者も中華まんやおでんなど秋冬の新商品の発表会を…続きを読む
味の素がファン投票で選ばれた商品を初めて再発売した。8月24日から「Cook Do 黒酢酢豚用」を半年間限定で発売、本場の香酢を使った深いコクを伝えている▼コミュニティサイト「味のもト~ク」を23年6月に開き、2500人のファンを集めて10月から復刻…続きを読む