最大手コメ卸グループの神明ホールディングス(HD)は、調達の大本である農業振興への貢献を目指し、青果事業に参入。17年の東果大阪を皮切りに、豊洲や成田、岡山の市場を傘下に入れ、同事業だけで1400億円近くを売り上げ、コメ事業を超えている。直近では3月…続きを読む
ミツハシは、コメのメーカーとして、精米と炊飯事業、冷凍米飯、米粉を活用した食品など幅広く展開している。企業活動の根幹を成す原料調達では、23年産米が不作だったが長年にわたって構築してきた生産者との関係性から、複数年にわたる契約栽培比率が高いため、影響…続きを読む
大和産業が自社ブランドのヤマトライスから発売する「やわらかい玄米ごはん」が各所で定番商品となっているようだ。従来品の「白米と同じように炊けるやわらかい玄米」を、電子レンジや湯せんで手軽に食べられるパックご飯にした商品として、特に健康意識の高い消費者や…続きを読む
木徳神糧の23年12月期連結決算は、コロナ禍の行動制限緩和で外食・中食需要が回復し、売上高で前年比9.7%増。収益面では、コメ取引価格が上昇傾向にあり22年産米の収益性が向上し、営業利益は同56.6%増、経常利益は同57%増、親会社株主に帰属する当期…続きを読む
●マスダックとタッグ組む 西村機械製作所は、微粉砕でデンプン損傷の少ない気流粉砕機「スーパーパウダーミル」が強みの米粉製粉機メーカーで、卓上型「フェアリーパウダーミル」と併せて、米粉の新需要を開拓しながら普及に尽力している。 パンやパスタ、ラーメ…続きを読む
群馬製粉は、パンや洋菓子用など新規米粉にいち早く取り組み、微粉砕かつ、でんぷん損傷度が低い「リ・ファリーヌ」を発売し、有名パティシエやシェフと共同して、最終製品を提案しながら普及に努めている。 本社工場にBG無洗米加工装置を導入し、本格稼働開始した…続きを読む
熊本製粉は今春、主力の業務用「米粉シリーズ」でリブランディングを図る。パッケージを「おいしさのバトンをつなぐ」デザインに変更。同シリーズは、手間暇かけたこだわり製法により、米粉だからできるおいしさを実現するとともに、作り手にも配慮した使いやすい米粉と…続きを読む
地元、鹿児島の特産品、かるかん粉を中心とした和菓子用米粉の老舗企業小城製粉は、「小麦アレルギーを持つ人にも、おいしいスイーツやパンを食べてもらいたい」と、米粉100%でノングルテンのパンやパイが焼ける技術を開発し、マスコミで多く取り上げられている。背…続きを読む
米粉大手のみたけ食品工業は、使い勝手の良い業務用米粉ミックス粉を強みとしている。商品は「パンミックス」と「麺用ミックス」「ドーナッツミックス」「パンケーキミックス」などで、全品米粉主原料のグルテンフリー商品となっている。 パンミックスは、米粉パンな…続きを読む
「お米の粉」シリーズで、新規米粉取扱量トップの波里は3月、本社隣接地に新規米粉を生産する辰巳米粉工場と辰巳定温倉庫を新設。本社工場の生産ライン増強と併せ、生産能力が倍増し、業界最大規模となった。 これに先立ち昨年6月、CIを刷新した。NAMISAT…続きを読む