米・米粉消費拡大推進プロジェクトは、コメと米粉に対する特性や機能性などについての専門家の知見をまとめた「米・米粉情報まとめサイト」(https://okome-summary.jp/)を3月に開設した。 このサイトではエビデンス(根拠)に基づいた情…続きを読む
コメ消費が家庭用中心に盛り上がってきた。日本食糧新聞社がPOS(KSP)データを基に分析した結果、23年3月から24年2月は、数量ベースで前年比0.45%増とほぼ前年並み。だが月ごとに見ると10月は前年同月比0.9%増、11月同2.02%増、12月同…続きを読む
国産米粉の市場が順調に拡大している。栃木の波里が2月、本社工場隣接地に新工場を新設し、国内最大規模の生産体制を敷いた。埼玉のみたけ食品工業と併せ、関東圏に大規模生産工場が2ヵ所揃い、将来的な米粉の需要拡大に備える生産体制が整った。 背景に農林水産省…続きを読む
コメへの関心の高まりが、ここへきて需要に結びついてきた。さまざまなデータから、減少を続けた家庭用需要に歯止めが掛かってきている。これに業務用の復活も重なり、有力コメ卸の販売量が増加している。背景に、コロナ禍の物流の滞りから端を発し、ロシアによるウクラ…続きを読む
◆適切な売価設定は大前提条件 国内スイーツ・ベーカリー市場では、社会が平常に戻りイベント再開などの追い風が吹く一方、国際情勢に端をなす原料環境悪化の継続対応に加え、訪日外国人向けの情報発信のあり方の見直しなど、取り組むべき課題は多い。食品屈指のし好…続きを読む
洋生菓子大手のモンテールでは、スイーツに関する同社調査結果を詳細にまとめた「スーパー・コンビニ スイーツ白書」を毎年発表。今春発表された24年度版では17年連続で「シュークリーム」「プリン」がよく買うスイーツの1位、2位となったほか、働き方が異なる4…続きを読む
◇洋菓子メーカー・チェーン店の基本戦略 ●VIリニューアルも寄与 2023年の不二家の洋菓子事業は、洋菓子店のビジュアルアイデンティティー(VI)を刷新し、店舗および包装資材・一部製品におけるパッケージデザインリニューアルを実施。また、6月には初…続きを読む
◇洋菓子メーカー・チェーン店の基本戦略 ●二極、三極化戦略が奏功 山崎製パンの前期(23年12月期・単体)洋菓子部門実績は、売上高1135億円、前年比3.8%増と好調に着地した。21年10月に実施した価格改定の影響による減収となった22年度から一…続きを読む
◇一押し製品 森永乳業は24年度、製造工程の効率化や最終商品の単価アップなど、ユーザーの課題に寄り添う提案を進めていく方針だ。乳業メーカーならではの素材提案で、コスト上昇に悩む製菓アイテムの高付加価値化などを支援する。 賞味期限の延長や冷凍耐性と…続きを読む
◇一押し製品 リボン食品が1月に発売したポーションタイプの冷凍ダマンド生地「イージーダマンドボール」の人気が高まっている。専用タルトに入れて焼くだけでダマンドタルトを作れる利便性の高さから、「作業負担を抑えつつ品揃えを充実させたい」とする洋菓子店や…続きを読む