コメビジネス最前線特集2024
コメビジネス最前線特集:コメ=家庭用中心に活性化 安定調達が課題
開業が相次ぐおにぎり専門店で“映える”を意識したTARO TOKYO ONIGIRI
コメ消費が家庭用中心に盛り上がってきた。日本食糧新聞社がPOS(KSP)データを基に分析した結果、23年3月から24年2月は、数量ベースで前年比0.45%増とほぼ前年並み。だが月ごとに見ると10月は前年同月比0.9%増、11月同2.02%増、12月同2.39%増、1月同2.71%増、2月同3.12%増と、月を追うごとに上昇傾向が顕著だ。
要因については、先ごろのコロナ禍や、ロシアのウクライナ侵攻を機に、他の食材が総じて値上がりする中、唯一価格が安定
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コメビジネス最前線特集2024
農産加工コメへの関心の高まりが、ここへきて需要に結びついてきた。さまざまなデータから、減少を続けた家庭用需要に歯止めが掛かってきている。これに業務用の復活も重なり、有力コメ卸の販売量が増加している。(佐藤路登世)
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