コメビジネス最前線特集:米粉=みたけ食品工業 オレンジページと協業
2024.10.16米粉大手のみたけ食品工業は、業務用で、使い勝手の良いミックス粉を展開するほか、家庭用米粉でも「米粉パウダー」ブランドで高いシェアを占めている。 今秋、オレンジページとの共同開発で「フライパンでお手軽に」シリーズとして、「大豆粉と米粉のパンミックス」…続きを読む
●マーケットは盛況 JA全農も米粉事業本格参入へ 米粉需要が拡大している。農林水産省によると、23年度需要量は前年比17.7%増の5万3000tに上った。09年の国産米粉取り組みの本格スタートから15年を経過する24年度、6万tを超える6万4000…続きを読む
石川県は、オリジナル品種「ひゃくまん穀」をはじめ、「コシヒカリ」「ゆめみずほ」の三大銘柄で展開している。おいしさと作りやすさを両立させたひゃくまん穀は粒の大きさがコシヒカリの約1.2倍にも上り、おにぎりや弁当の原料米として業務用ユーザーに人気の銘柄。…続きを読む
宮城県は「お米は食べわける時代」を掲げ、「ひとめぼれ」「ササニシキ」「だて正夢」「金のいぶき」など県オリジナル品種を中心に、個性豊かな銘柄を揃えている。 「ひとめぼれ」は、甘みと粘りのバランスが良く用途が広いため、家庭用・業務用ともに使用されている…続きを読む
主産地北海道では、「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ふっくりんこ」の3大銘柄中心に多様化するニーズに応えた多様な品種を生産している。 トップブランド「ゆめぴりか」は昨年、日本穀物検定協会主催の食味ランキングで14年連続で最高位の「特A」を獲得した。その…続きを読む
岩手県は、オリジナル品種「銀河のしずく」と「金色の風」に、生産量最多の「ひとめぼれ」を中心に、36年前から「いわて純情米」としてブランド力強化を図ってきた。恵まれた気象条件や生産者の情熱もあり、高温障害が多発した昨年も一等米比率が全国首位となった。 …続きを読む
山形県は、県オリジナル品種の「つや姫」と「雪若丸」を中心に行政や関係団体が一体となったブランド戦略本部(ブランド化戦略本部から昨年改称)を結成し、生産から販売、コミュニケーション活動まで取り組んでいる。 トップブランドの「つや姫」は、今年デビュー1…続きを読む
新潟県は水稲作付面積、収穫量ともに首位(23年産)産地で「コシヒカリ」「こしいぶき」「新之助」ほか、多様化する消費ニーズや用途、作期ごとに品種を揃えている。前23年産は夏場に高温や渇水などに見舞われ、一等米比率(同年10月31日現在)がコシヒカリ4.…続きを読む
秋田県では、主力銘柄の「あきたこまち」が今年40周年を迎える。JAグループあきたでは県内イベントとして9月7日、イオンモール秋田で「あきたこまち40周年記念感謝祭×農業応援イベント・全農フェスタ2024」を開催。来場者合計700人に「あきたこまち2合…続きを読む
コメ不足から、今年は早々に24年産新米が売場に並び始めた。一等米比率が低下した昨年の反省から、各産地とも万全の暑さ対策を施してきたものの、異常気象や自然災害に翻弄(ほんろう)されているのも事実だ。半面、生産現場で新米の集荷合戦が繰り広げられ、価格が高…続きを読む
●健康ごはん食を提言 コメを切り口にした健康食育を広める柏原ゆきよ氏(管理栄養士)が代表理事を務める日本健康食育協会は、日本ヘルスケア協会・プラネタリーヘルスイニシアチブと共同で「日本をお米で元気にするプロジェクト」を始動。そこで、「ごはん食」が持…続きを読む