コメビジネス最前線特集:アサヒパック 情報発信とSDGsで業界連携促進を
2025.04.14
◇コメ関連機械・資材企業 猛暑の影響はじめ、複数の要因が重なり全国に広がったコメ不足。自給率ほぼ100%のコメが担う「食料安全保障の要」としての役割が揺らぐ中、米袋専門メーカーのアサヒパックは業界全体の連携によりコメ流通の安定化を推進。生産者・流通…続きを読む
熊本製粉は、米粉に対する関心の高まりを背景に、多様なアレンジが可能なミックス粉に問い合わせが寄せられている。 軟らかく、しっとりもちもちした食感かつ老化も遅い「V-87(やわらか米粉パンミックス)」のほか、グルテンフリー商品では、ボリュームのある食…続きを読む
米粉大手のみたけ食品工業は、業務用で使い勝手の良いミックス粉を展開するほか、家庭用米粉でも「米粉パウダー」ブランドで高いシェアを占めている。 今春の家庭用新商品では、世界中で愛されるムーミンとのコラボレーションにより、フィンランドの伝統料理“レット…続きを読む
「お米の粉」ブランドで展開する波里は、新規米粉製粉量は最大規模となっている。昨年3月に、本社隣接地に新規米粉を生産する辰巳米粉工場と辰巳定温倉庫を新設し、本社工場の生産ライン増強と併せ、生産能力が倍増し、業界最大規模となった。 加工食品や製菓・製パ…続きを読む
ミツハシは、コメの一貫メーカーとして、原料米の仕入れから生産、品質管理、販売までを自社で行うとともに、精米と炊飯事業、冷凍米飯、米粉を活用した食品などコメに関する商品をすべて取り扱っている。 その中でもおにぎりに注力しており、東京都八王子市の郷土料…続きを読む
千田みずほは、主食用米の精米事業に加え、新潟にも工場を設置し、日本酒や和菓子、味噌、米菓、もちなどの原料米を供給する原料事業と、グループ企業ジャンボリアの米飯加工事業も併せ、3本柱で展開。川下に向けては実需に結びつく製品作り、川上に向けては、生産者を…続きを読む
幸南食糧は、「コメの価値と魅力を伝える」を企業スタンスに掲げ、主食米の卸事業と、ギフト・ノベルティー事業の「米匠庵」、レトルトや冷凍米飯を製造・販売する加工食品事業を展開し、多様化する消費ニーズに対応し、順調に規模拡大している。 レトルト製法による…続きを読む
大和産業の自社ブランド、ヤマトライスが発売しているパックご飯の「やわらかい玄米ごはん」が発売開始から約2年経過した3月で販売実績50万食を達成した。 昨年11月に同商品の価格改定を実施したが、コメ価格高騰に対する消費者の理解も広まっていたため、買い…続きを読む
木徳神糧は今期(12月期決算)、生産にまで踏み込んだ原料調達力強化や、自社ブランドの再構築、チャンスを迎えるグローバルビジネスの拡大に取り組んでいる。 同社は年間35万8000t(24年)を扱う中で、JAグループからの調達が約8割に上るため、今期、…続きを読む
コメ卸グループ最大手の神明ホールディングス(HD)は1日、川上事業に特化した川上戦略事業本部をスタートさせた。従来、アグリフードバリューチェーン構築を目指し、調達の要である農業を支援する川上事業と、加工する川中事業、外食や中食など川下事業までを一貫し…続きを読む
●国産高値で人気 国産米の高値で、代替となる外国産米需要が急増している。業務用はもとより、家庭用でも小売の店頭に並ぶケースが増えている。現在わが国は外国産米について、ミニマムアクセス(MA)米の枠内で年間77万tの玄米を輸入し、大半が加工原料や支援…続きを読む