アンリツが開発した「におい検査機」は、においを数値化・可視化することで、検査員の負担軽減や品質の高度化に貢献する
アンリツは、従来人の官能検査に依存していた「におい検査」を自動化する新製品を1日、上市した。においを数値化・可視化することで、検査員の負担軽減や品質管理の高度化に貢献する。食品や飲料の製造現場を中心に活用が見込まれ、初年度の販売は10台程度を計画している。独自開発のにおいセンサーとAI解析技術で、嗅覚の自動判定を可能にした画期的な装置として注目されている。
同社が新たに発売した「におい検査機」は、人の嗅覚の働きを模倣し、AIとにおいセンサーで多様な