全農パールライスは前期(3月期決算)、行政対応を含む新規取引先の獲得に加え、原料価格上昇やコスト増加分の販売価格への転嫁に積極的に努め、販売単価が引き上げられたことで、売上高は前年比16.5%増の1197億3700万円。営業利益は同4%増の10億91…続きを読む
最大手グループの神明ホールディングスは、好調なコメやパックご飯の販売を背景に、30年の1兆円企業構想に沿って25年3月期は、総額売上高5000億円の大台に乗る5013億9700万円を目指す。 今期は23年産米の相場上昇に加え、販売数量も増加傾向めて…続きを読む
国産米が供給不足と価格高騰に直面する中、外国産米需要が急増している。現在、わが国は外国産米を、ミニマムアクセス(MA)米の枠内で年間77万tの玄米を輸入し、そのうち主食用の枠のSBS米(約10万t)の人気が上昇している。(佐藤路登世) ●米国産、積…続きを読む
JS食品は冷凍にぎり寿司で、常温でネタと一緒に解凍して、そのまま食べることができる技術を開発して、加工工場を東京都江戸川区に設立。7月に稼働開始した。 冷凍米飯技術は進化しているが、常温解凍ではご飯の水分がなくなり、ロウサンプルのように固くポロポロ…続きを読む
サタケは、1896年に日本初の動力式精米機を考案し生産販売を開始。その後、1908年には砥石(といし)を使用してコメを40%削ることが可能な研削式精米機を開発し、吟醸酒の誕生に寄与した。そして100年以上の時を超えた2018年に、コメの磨き方で日本酒…続きを読む
大塚食品が展開するコンニャク生まれの米粒状加工食品「マンナンヒカリ」。同品は、コメと混ぜて炊くだけで、ご飯の見た目や量、おいしさはそのままに糖質やカロリーをカットし、食物繊維も取れるという価値が多くのユーザーに支持されている。今期は、さらなる浸透を図…続きを読む
エスアールジャパン(SRJ)の炊飯技術への支持が高まっている。炊飯米や酢飯はもちろん、寿司やおにぎり、弁当、冷凍ロールご飯など多彩な製品を開発し、SMやDgSのアウトパック需要に応え、新規取引を増やしている。コメ不足に見舞われた24年は白米パックの需…続きを読む
大和産業の自社ブランド「ヤマトライス」では、「時短でおいしい」をキーワードに玄米を使用した商品群が売上げ好調となっている。中でも普段の食事にかけるだけで簡単に玄米の持つ成分を摂取することができる「GABA発芽玄米粉」は、今までにない商品としてユーザー…続きを読む
「主食改革」を掲げ、健康的な「麦ご飯」「雑穀ご飯」の普及と連動してコメの消費活性化を目指す、はくばく。「コメ不足」が叫ばれた夏以降、「もち麦」が大きく伸びている。 背景は、「もち麦」を白米に足して食べることによる「かさ増し需要」の認知拡大。「もち麦…続きを読む
米どころ宮城県に本拠を置くタカショクは、玄米食に特化した特殊加工設備を設置し、玄米の殺卵殺菌装置や切削精米機、分づき精米機を備え、新たなコメの価値づくりに取り組んでいる。 中でも、おいしさと健康を兼備した玄米食専用巨大胚芽品種「金のいぶき」の扱いに…続きを読む