コメビジネス最前線特集2025

◆コメビジネス最前線特集:過剰から不足へ加速度的に変化

欠品が目立ち、販売制限をかける店も増加

欠品が目立ち、販売制限をかける店も増加

ディスカウント系を中心に外国産米を大量陳列する店も

ディスカウント系を中心に外国産米を大量陳列する店も

図1 相対取引価格の推移(年産・月別)全銘柄平均

図1 相対取引価格の推移(年産・月別)全銘柄平均

図2 1月末の民間コメ在庫量

図2 1月末の民間コメ在庫量

 日本のコメが過剰から不足へと加速度的に変化する中、端境期の昨年8月、売場からコメが消えた。新米が出てその状態は解消されたものの、年が明けて春になっても価格高騰が続き、令和の米騒動は現在も続いている。小売価格で長年、5kg2000円割れは当たり前、特売価格では1500円程度が横行していたが、今やスーパーの棚で、4000円を超えるコメが大半を占めている。(佐藤路登世)

 ●高値・不安定供給も堅調な消費 

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