当社前期(23年12月期)はコロナ禍の収束化に伴い、家庭用の緑茶関連商品の需要が低迷した一方、葬儀・ギフト事業が回復し、茶業でのマイナス分を吸収する形で推移した。これに加え、21年に当社に完全移管した海苔メーカーの山本山(東京都)の島田工場での効率化…続きを読む
昨年の市場動向は、中国からの製品輸入が特に目立った。現地で容器に詰めて輸入した製品を、ドラッグストアの店頭で展開することが多くなっている。そのため店頭での値崩れを招いており、各社頭を悩ませている。 当社の前期(23年12月期)の実績は、家庭用・業務…続きを読む
2023年は増収増益で着地した。価格改定が順調に進んだことや物流の業務委託を増やしたことで物流費の改善を推し進めることができた。また、価格改定をしたことで物量が下がると予想していたものの、従前から価格以外の価値の提案に取り組んできた結果が現れ、物量も…続きを読む
2023年は、原材料費や電気代などのエネルギー費の高騰に伴い、価格改定に奔走した一年だった。夏ごろからは改定が進み、原材料の値上げ分については商品価格に転嫁できている状態だ。ただ、値上げ分で売上高は確保できたものの、原材料費以外のエネルギー費の増加分…続きを読む
長かったコロナ禍から明けたものの、原料価格の高騰、円安は、企業努力での価格維持が非常に困難で、やむなく価格見直しをさせていただいた。当初、販売への影響を心配していたが、おかげさまで、業務用は好調を維持、家庭用も各商品カテゴリーの周年を記念して企画した…続きを読む
●引き続き社内体制DX推進 --2023年の状況は。 23年8月期の業績は、売上げが前年比2%減、営業利益は同60%増の減収増益となっている。昨年のエネルギー費の高騰などで冷凍物流事業から一時的に撤退。20年に開設した新冷凍センターも現在は閉鎖し…続きを読む
◇三菱食品・山口勉執行役員中部支社長 ●DDマーケティングに注力 --23年の状況を振り返って。 年頭のごあいさつの前に、このたびの能登半島地震により被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げる。一日も早い復旧、復興がなされることを心からお祈り申…続きを読む
●強み生かしシナジー発揮も --23年の状況を振り返って。 23年は新型コロナウイルスが5類へ移行し、経済活動の回復を実感できる一年となった。 当社としては年間を通じて価格改定対応に追われた一年となった。 売上高は、業務用チャネルの回復が予想…続きを読む
●“CLR”重視が生きる道 --今期ここまでを振り返って。 当社グループ全体の23年9月期時点の業績は、売上げが352億4000万円で前年をクリア、経常利益は4億0900万円と前年並みに推移している。決算期は中部メイカンが3月、メイカングループを…続きを読む
●付加価値創造の仕事を 中部エリアでの存在高める --2023年を振り返って。 昨年は、アフターコロナ元年というべき年となった。 月を追うごとにコロナ禍から抜け出していくことを実感し、コロナ禍前の平常を取り戻しつつある。 一方で、インフレが進…続きを読む