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2023年は、原材料費や電気代などのエネルギー費の高騰に伴い、価格改定に奔走した一年だった。夏ごろからは改定が進み、原材料の値上げ分については商品価格に転嫁できている状態だ。ただ、値上げ分で売上高は確保できたものの、原材料費以外のエネルギー費の増加分などを回収できなかったため、前期(23年7月期)は増収減益で着地している。 今期ここまでの売上高は前年比約7%増で順調に推移している。前期に比べ、適正価格が市場に浸透してきたことが一番の要因だととらえて
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