前期(2023年12月期)のごま油事業部の売上高は前年比10%増、数量は同4%減。価格改定の影響で一部に買い控えがあり既存輸出先のリピートオーダーの間隔が広がり上期は伸び悩んだ。国内では市販品の需要がコロナ禍で急成長したことを機に、ごま油が新たに家庭の必需品として定着している。そのため5類移行後、多少の落ち込みはあったものの現在も底堅い需要を維持している。一方、業務用では、消費者の行動変容とインバウンド需要の増加などが合わさり徐々に回復している。
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