国産ナチュラルチーズの世界的な評価が高まっている。国際的なチーズコンテスト「World Cheese Awards」では2022年に18品、23年に22品が受賞。そのうちの多くは牧場に併設されたチーズ工房などが独自の創意・工夫を経て製造している。さら…続きを読む
伊藤ハムが輸入販売するベル社チーズの前年実績(23年1~12月)は、価格改定・容量変更の影響に加え、増量販促の減少もあり、金額ベースで前年比7.0%減、重量ベースで同18.5%減と前年割れとなった。 金額ベースで構成比80%超を占める主力のキリシリ…続きを読む
ヨシダコーポレーションの前期(24年3月期)は物量が減少したものの、売上げは過去最高を記録した。上期は値上げや猛暑などの影響で伸び悩んだが、下期はマイナス分を取り戻すため営業活動に一層力を入れた。それが奏功し後半は金額、物量とも好調に推移した。 特…続きを読む
マリンフードが独自開発した代替チーズ「スティリーノ」の業務用販売が好調だ。チーズより安定的かつ安価な提供が可能なことに加え、チーズの食味や物性を高度に再現した品質の高さから原料としての出荷量も伸長している。今秋には「スティリーノ」を活用した家庭用製品…続きを読む
協同乳業の23年度チーズ類販売実績は、価格改定の影響もあり、金額ベースでは前年比7%増、重量ベースでは同3%減で着地した。クリームチーズは売上高で前年を下回ったものの、サワークリームとカッテージチーズは上回った。迎えた24年度は、2月に刷新した「生乳…続きを読む
六甲バターは、今年9月に発売15周年目を迎える「Q・B・Bチーズデザート6P」のさらなる成長に向け、「まるで、ケーキ屋さんのスウィーツ」をコンセプトにした新シリーズの展開を開始する。複数のフレーバーを合わせて創り出した斬新かつ繊細な味わいで高付加価値…続きを読む
宝幸ロルフ事業部は24年度下期、スモーク、ベビー、カップの主力アイテムに加え、「そのまま使えるチーズソース」を新ジャンルとして定着させていくことに注力する。業務用チーズで培った技術を生かし、新しい食べ方を訴求する。伸長基調の「チーズドルチェ」の新味や…続きを読む
森永乳業は、生活環境に応じた食卓の変化を見極め、需要を喚起するタッチポイントの創出を進める。「クラフト 小さなチーズケーキ」では、中心コンセプトをあらためて発信することで「失敗しない」消費を刺激。下期も食シーンを広げる新たなアイテムを上市する。今年で…続きを読む
明治は24年度下期、「明治北海道十勝」ブランドで企画品を投入、市場に「ワクワク感」を喚起し、物量回復に向けて買上点数アップを図る。市場が低迷気味のカマンベールに刺激策を投じ、新たな楽しみ方を提案。若年ユーザー獲得を進め、消費拡大を目指す。 23年度…続きを読む
雪印メグミルクは24年度下期に向けて、日本のチーズ食文化に新たな食シーンを根付かせ、市場の底上げへの貢献を図る。チーズソースでは家庭での常備調味料としての立ち位置獲得を目指し、リニューアルと新商品投入を実施。プラントベースフード(PBF)からも新たな…続きを読む