ヤマザキの前期(25年2月期)NB部門の業績は前年比約13%増で着地したものの、今期7月までは4月の値上げに伴い同微増で推移。そこで主力の「もう一品 いろどり」シリーズの商品価値を売場で強く訴求。今期、前年に続く同2桁増の業績拡大を狙う。 8月から…続きを読む
フジッコは「おばんざい小鉢」を働く女性の“おたすけ商品”として訴求強化を図り、さらなる認知拡大につなげていく。 今下期は10、11月をめどに、昨年放映のTVCMで展開した「ごはんづくりおたすけ隊」を切り口に、「おばんざい小鉢」と「豆小鉢」を連動させ…続きを読む
JNCは、ポリリジンや、ポリリジンに酢酸ナトリウムやpH調整剤などを配合したポリリジン製剤を製造販売している。ポリリジンは微生物発酵によって生産される安全性の高い保存料で、日本、韓国、中国で食品添加物として認可されている。また、JNC社が生産するポリ…続きを読む
宝化成は、日持ち向上剤の「タカラフレッシュG」と「アジアップN」を惣菜向けなどに幅広く提案している。 いずれも、明日葉(アシタバ)エキスを配合。これまで課題であった酸味・酸臭の影響が少なく、薄味の惣菜などにも適し販売が伸びている。 「タカラフレッ…続きを読む
三栄源エフ・エフ・アイはコンニャク加工品「サンスマート400MF」を新たに上市した。惣菜の品質や食感改良に寄与し、日持ち向上剤や酸化防止剤とともに、幅広い惣菜に対しておいしさの維持を実現する。 「サンスマート400MF」はコンニャクゲル中に米粉とで…続きを読む
パウチ惣菜は、すぐに喫食できる利便性の高さに加え、汁物など独自のラインアップや味わいの面であらためて評価が進んでいる。各メーカーともに新たな販路拡大や、新規層獲得に向け、新商品を発売。業務用では、食品ロス削減や物流問題の解決に寄与する商品が、高い評価…続きを読む
そばの一大ブランド「信州そば」。地元の長野県では、観光需要も大きなウエートを占める外食はもちろん、麺製品も地域の食品産業をけん引している。中でも、明治期に長野市で誕生した乾麺・乾そばは長野県が製造量で全国トップを誇り、カテゴリー市場で40%以上のシェ…続きを読む
●進むブランド再構築や地域連携 「信州味噌」の地元長野県には、トップメーカーから小規模な蔵まで100近い製造業者が軒を連ね、全国出荷量における県のシェアは約58%に及ぶ。全国味噌工業協同組合連合会がまとめた県の24年味噌実出荷量は2万1421tで、…続きを読む
●「国産・地産」訴求に光も 豊かな自然に恵まれた甲信エリアは、さまざまな野菜・果実の一大産地だ。山梨県はブドウや桃、長野県はエノキ茸などが日本一の生産量を誇る。これら農産物を主な原料に、農産加工は地域の食品産業をリードしてきた。ただ、近年は農家の減…続きを読む
本紙は長野、山梨の両県に本社や製造・営業拠点を置く食品関連の製造業、卸売業、小売業、外食業など約120社を対象にアンケート調査を実施。今年上期の業況や値上げ・価格改定の実施状況、現在抱えている課題などを聞いた。調査期間は7月1~31日、延べ38社(製…続きを読む