塩事業センターは公益財団法人として関係各社と連携し、国民に欠かせない生活用塩の安定供給と緊急時に備えた備蓄業務などに取り組んでいる。 23年度の生活用塩販売数量は、食塩シリーズなどの「国産塩」が前年比5.7%減の2万1521t、食卓塩シリーズなどの…続きを読む
たばこと塩の博物館(東京都墨田区)は、開館の翌1979年から開催している小中学生向けの特別展「塩の学習室」が今年で45回目を迎える。同館は塩の働き・役割・機能を伝えることを使命に、これまで「塩と海」「塩と動物」など、テーマごとに塩との関わりや使い道を…続きを読む
23年度に食品加工用として消費された塩は62万3000t(前年比1.0%減)だった。内訳は漬物用6万3000t(同7.4%減)、味噌用2万6000t(同30%増)、醤油アミノ酸用13万5000t(同3.1%増)、水産用10万6000t(同10.9%減…続きを読む
財務省が6月に発表した最新の塩需給実績によると、23年度に小売店などを通じて販売された塩(特殊用塩、特殊製法塩を含む)は15万5000t(前年比3.1%減)だった。20年度に前年比2桁減と大きく落ち込んだ後も微減が続いている。 コロナ禍で加速した健…続きを読む
人口減少や健康ブームに伴う消費量減少に歯止めが利かない塩業界では、製造コストの増大と市場の縮小に苦心している。24年は全国的な梅の不作による影響を受け、生活用塩の大幅な売上げ減が各社で見込まれている。食生活の変化や生活習慣病対策による減塩志向が定着し…続きを読む
●イラン発「ペルシアンパニール」クリームチーズ安定供給 数千年以上前に芽生えた中近東のチーズが、日本市場へ向けてPRを続けている。西亜は、イラン産の「ペルシアンパニール」など、ゲラ社ブランドのクリームチーズを中心に市場展開を進める。これまで輸入門戸…続きを読む
●ブルガリア発・シレネ 国民食「スノーチーズ」広める バルカン地方に古くから伝わるチーズ・シレネ。ブルガリア産チーズなどの輸入販売を手掛ける開門は、同国の伝統的食材であるシレネの日本普及を進めている。手でほろほろと砕け、雪のように真っ白な「スノーチ…続きを読む
海外から新たなチーズが日本に熱視線を送っている。各国で伝統的な食材として古くから食されてきたチーズは多く、日本国内ではまだその認知が行き届いていない製品も多い。中東と東欧から、日本市場進出へ動く2品を紹介する。(小澤弘教)
富良野チーズ工房はバター、アイス、チーズなどの手づくり体験会を開催している。富良野チーズ工房では、ガラス越しに白カビ軟質チーズの「セピア」など富良野産の生乳を使用した「ふらのチーズ」の製造工程の見学が可能。さらにパネル展示などで乳製品の文化・歴史を紹…続きを読む
北海道美瑛町の美瑛ファームは、フランスでコンテチーズの生産に生乳を使うモンベリアード種を含めた、4種の乳牛を放牧酪農で飼育している。美瑛ファームで作られる「フロマージュ・ド・美瑛」はフランスのコンテ地方の製法を取り入れたハードチーズで、2年連続で日本…続きを読む