日清ヨークは24年度、「ピルクル」ブランドで前年を上回る勢いが続く。レギュラーアイテムの好調に加え、高付加価値商品「同ミラクルケア」がブランドをけん引。特に購入者が目的に応じて感じている知覚品質を、効果の実感という形で着実に提供している点が支持を獲得…続きを読む
ダノンジャパンは下期(24年7~12月)、健康を意識する消費者に向け、各ブランドのベネフィットをわかりやすく伝えるコミュニケーション戦略を引き続き強める。 2桁成長が続く基幹品「ダノンビオ」と「ダノンオイコス」では、ラインアップ拡充や品質訴求強化な…続きを読む
森永乳業は下期、消費の二極化傾向をとらえ、選ばれる価値の提供を基本姿勢に展開する。発売から30周年を迎える「森永アロエヨーグルト」では、新商品の投入やこれまで伝わり切ってこなかった同品の価値をあらためて訴求する。「ギリシャヨーグルト パルテノ」でのプ…続きを読む
雪印メグミルクは24年度下期、「ガセリ菌SP株ヨーグルト」を刷新し、新たな顧客層開拓に注力する。新たに「腸内環境を改善する機能」を追加し、商品力を強化。女性を意識したコミュニケーション戦略で、新需要を獲得していく。 「乳酸菌ヘルベヨーグルト」もコン…続きを読む
明治の24年度第1四半期ヨーグルト部門(プロバイオティクスヨーグルトとの合算)は、422億円で前年を3.2%下回った。主力の「明治ブルガリアヨーグルト」のプレーン大容量や、フルーツ4Pが前年を大きく上回り伸長。特に同ブランド50周年記念商品などが売上…続きを読む
ヨーグルト・乳酸菌飲料の両市場において、植物性素材利用アイテムのラインアップが広がりを見せている。今春からは雪印メグミルクが「Plant Lbel(プラントラベル)」ブランドを上市し、今秋からはヤクルト本社が「豆乳の力」ブランドを新発売するなど、両市…続きを読む
◆“気づき”のCXで拡大期待 ヨーグルト・乳酸菌飲料の両市場の潮目が変わりそうだ。コロナ禍以降、健康志向は高まりが続いているが、個別具体的な機能訴求に加え、あらためて両カテゴリーの潜在価値に注目が集まってきているようだ。乳酸菌やビフィズス菌の研究が…続きを読む
●アーデン レトルト一筋50年 長野県小諸市森山66-1 浅間食品(1961年創業)を母体に、1992年設立。前身から数えて約50年、レトルト食品一筋で事業を展開している。主体はOEM製品の受託製造で、高付加価値型アイテムの展開が強み。年間で約3…続きを読む
長きにわたって県内農産加工業の発展を支えてきた長野県缶詰協会。古市透会長(アーデン社長)にこれまでの歩み振り返りつつ、未来への抱負を聞いた。 --創立60周年を迎えて。 古市 非常に重みを感じる。地域の農産物を原料に加工業をスタートさせた会員各社…続きを読む
長野県缶詰協会は、今年2月で創立60周年を迎えた。豊富な果実野菜や水資源に支えられ、信州の食品産業を黎明期からリードする農産加工業。その精鋭企業17社が集まった同協会は、前身から数えると約80年にわたり製造技術の向上や消費拡大、原料の安定調達に向けて…続きを読む