ヤマキの24年4月~25年2月のつゆ実績は、金額ベースで前年比8%増、物量ベースで同2%増と躍進した。500mlの中容量戦略が消費者ニーズの変化をとらえ、価格改定を経ても2年連続で伸長を達成。25年度へ向けても、「お塩ひかえめストレートそうめんつゆ」…続きを読む
◇注目のメーカー Mizkanは味わい深い「SOUPでそうめん」、ニンニク、辛口好きに向けた「LOVERZたれつゆ」を発売し、麺メニューの飽きを解消する。「職人一丸」もリニューアルし、成長カテゴリーの麺専用、個包装つゆでの同質化を脱する。〇〇好きと…続きを読む
乾麺市場の24年は、食品需給研究センターの乾麺類生産動向(小麦粉使用量)によると、前年比3.9%増の18万6929tで着地した。2020年以来、4年ぶりに前年を上回った。市場の中核の手延べ麺類が増加したことが要因。需要期の夏が暑く、残暑も続いたことで…続きを読む
つゆは醤油、みりんなどの基礎調味料に鰹節などの天然だしを用い、和食全般に使える、現代の基礎調味料として定着している。25年3月期の市場は猛暑の続いた上期に伸ばし、暖冬が伸びた下期に苦戦。上期はコロナ需要で活況だった20年度規模に回復し、下期の鍋つゆの…続きを読む
●「たかがジュース されどジュース」 野菜や果物の100%ジュースを販売するフロリダスモーニングは、産地や品質にこだわり理想のジュースを追求している。創業者・荒木茂喜氏が遺した「たかがジュース されどジュース」の言葉を理念に創業50年を超える歴史の…続きを読む
●心・美・体ニーズ応える ポッカサッポロフード&ビバレッジは「キレートレモン」ブランドのさらなる成長を図る。レモンの機能的価値と多様なシーンでの気持ちを前向きにする情緒的価値の二つの価値を体感できる強みを基盤に“心・美・体”のニーズに対応してシーン…続きを読む
雪印メグミルクは2025年度、「Dole」の小容量に集中、選べる楽しさを引き続き提供してく方針だ。原材料不足などで撤退するメーカーもある中、10SKUを維持し、野菜飲料とも組み合わせたチェーンタイアップも展開する。新機軸のPBFドリンク「Plant …続きを読む
キリンビバレッジは展開する「トロピカーナ」ブランドの「エッセンシャルズ」シリーズを成長の柱に据え、果汁ブランドならではの高品質なおいしさや栄養補給、前向きな気持ちといった価値を幅広い世代に伝えていく。オレンジを中心に原料の高騰が続く中、ブランド全体で…続きを読む
アサヒ飲料のロングセラーブランド「Welch's」「バヤリース」は、歴史に裏打ちされた強みを基盤に中身のおいしさや品質をあらためて訴求する。原料高騰で市場が厳しい環境にある中、生活者のニーズや飲用シーンに応じた提案を幅広く発信しブランド独自の価値を伝…続きを読む
サントリー食品インターナショナルは「サントリー 天然水」をはじめとするコアブランドの集中戦略を核として、果実・果汁の価値を既存ブランドに生かした商品展開に取り組む。「天然水」ブランド初の果汁飲料となる「サントリー天然水きりっと果実」シリーズに加え、主…続きを読む