学校給食の調理業務の外部委託率は59.6%(2023年5月1日現在)と委託率は年々増加している。学校給食無償化は、給食会社にとって影響はない。しかし、「コメが前年の1.6倍など食材費の高騰により、給食費が値上げされない現状では献立の品数が減り、量が減…続きを読む
2024年12月23日、野党3党が公立小・中学校の給食費を無償化するための法案「学校給食法改正案」を衆議院に共同提出した。必要な予算は年間約4900億円と試算されている。東京23区は無償化をすでに実施しており、全国1794自治体中775自治体でもすで…続きを読む
世界最大の寒天メーカー・伊那食品工業は1958年の設立以来、研究開発型企業として常に寒天の可能性を追求している。塚越英弘社長は、「健康志向の高まりで寒天に対する消費者の期待は強まっており、ニーズの多様化も進んでいる。こうした期待に、しっかり応えていく…続きを読む
財務省の「貿易統計」によると、24年1~11月の寒天用原藻(紅藻類テングサ科)輸入量は1497tで、前年同期を11.7%上回った。海藻を下処理した原藻は長期保存が可能なため、輸入量の伸びが製品製造量の増加に直結しているわけではないが、メーカーへの取材…続きを読む
テングサやオゴノリなどの紅藻類からできる寒天は、成分の約80%が食物繊維でカロリーはほぼゼロ。こうした特徴に基づいた健康機能をさまざまなメニュー、料理に付加できる「カット寒天」が、コロナ禍でさらに高まった健康志向や簡便志向をとらえて売れ行きを伸ばして…続きを読む
伊那食品工業は、家庭用製品の「かんてんぱぱ」ブランドから、ホワイトチョコレートのあずきクランチ「HARUCHICA(はるちか)」=写真=を、全国の「かんてんぱぱショップ」や通販サイトで販売(数量・期間限定)している。 「春が近い」と連想させるネーミ…続きを読む
冬場の天然製造が追い込みを迎えている寒天業界。2024~25年シーズンは、寒天の元になるところてんを自然の冷気と日当たりで凍結乾燥させる伝統製法に適した「天屋日和」に恵まれ、順調な製造が続いている。「寒天の里」長野県茅野市で200年近い歴史を持つ角寒…続きを読む
●大谷社長 今日のお客さまを大切に 外食産業記者会制定「外食アワード2024」(特別協賛=外食ソリューションEXPO〈焼肉ビジネスフェア/居酒屋JAPAN〉事務局)の表彰式が1月22日に開催された。今回、外食事業者として大倉忠司エターナルホスピタリ…続きを読む
●和とフレンチでシメおむすび 全国から応募された商品を、一流シェフや食の専門家集団が、おいしさや安全・安心、SDGs達成への取り組みなどの基準で公正に審査し、認定・褒賞する「食べるJAPAN美味アワード2025」(主催=同運営委員会)。会場で1月2…続きを読む
◆食材値上げ、人手不足など 問題解決提案目立つ 肉料理を扱うすべての外食店に向けた専門展示会「~ミートフードショー~焼肉ビジネスフェア2025」が1月22~23日、東京都豊島区のサンシャインシティ文化会館で開催された。会場には前年より1215人多い…続きを読む