三和油脂は、業界に先駆けて圧搾製法のこめ油を開発し、こめ油の高付加価値化による普及拡大に尽力している。その活動の一環として6月28日、「こめ油フォーラム」をアグロエンジニアリング協議会の後援を得て山形県天童市内で開催、取引先関係者や消費者ら約100人…続きを読む
近年、他の植物油の値上がりやこめ油の健康性に対する認知向上などで、こめ油の需要が拡大しているが、最大手・築野食品工業でもWebを活用した情報発信などが功を奏し、リピーターが増加した。家庭用中心に、堅調な売上げを確保している。 研究開発型企業の同社で…続きを読む
こめ油は、食用油屈指の成長分野として拡大が続く。スーパービタミンE「トコトリエノール」などの健康価値に加え、素材の味を生かす癖のなさや酸化耐性、調理時の油酔い・ベタつきの少なさなど、優れた万能選手として支持されている。市場規模も右肩上がりを継続し、2…続きを読む
ボーソー油脂は国産米ぬか使用の定番製品「米油」を展開、創業事業としてこめ油の価値や魅力を長く発信し続けている。基幹製品でもある「米油」は国内屈指の容量・容器ラインアップを揃え、市場拡大の中で多彩なニーズに対応。また、特設している「ボーソー米油でつくる…続きを読む
24年10月期の政府売渡価格については、ウクライナ侵攻による小麦相場の高騰も一服も、一方で、急激に円安が進行しているため、輸入小麦の調達価格に影響を与えることになりそうだ。価格の変動率の度合いが非常に高いため、引き続き注意が必要な状況にある。 北米…続きを読む
星野物産の製粉事業は、顧客の売上げ増に貢献する営業活動に取り組む一方で、本社のある群馬県産小麦を中心とした国産小麦粉を使った専用粉の開発も積極的に行うことで、製粉業界での存在感を示していくとともに、新しい需要の創造を目指す。 製粉事業の23年度(2…続きを読む
奥本製粉の前期(23年4月~24年3月)製粉事業販売実績は、数量ベースで前年実績を若干下回る結果となった。パン用とその他は微増で推移するも、麺用と菓子用、家庭用が前年を下回ったことが要因となった。 24年度の製粉事業の戦略は、23年3月に発売した「…続きを読む
◇小田象製粉・小田眞司代表取締役社長 岡山県倉敷市に本社を構え、機能性小麦粉「ZOO」シリーズをはじめ、独自の付加価値を持つ小麦粉で競争優位性を発揮する小田象製粉。創業100周年を迎えた今期は、ホームページのリニューアル、新製品の発売、有名シェフと…続きを読む
◇山口祥夫取締役営業本部長兼開発本部担当 熊本製粉は、地元熊本や九州などの原料を活用し価値創出を図る総合粉体メーカー。米粉分野でも存在感を放つ。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と共同育成したもち小麦品種「モチハルカ」。これを使った製品は、…続きを読む
◇大陽製粉・鹿野晋代表取締役社長 大陽製粉は福岡の老舗製粉会社。昨年設立80周年を迎えたことを機に、新コーポレートロゴをリリース。社員が中心となり自主性を持ち作成したクレドを、日々の仕事に活かす活動も推進中だ。「石臼碾き全粒粉 Break」など、商…続きを読む