広島県内に約40万人の組合員を抱える生協ひろしま。ロシアやイスラエルによる軍事侵攻が続く中、いまだにエネルギーや食糧価格などが高騰し、組合員の暮らしがますます厳しくなっており、地域に根差した生協の役割が以前にも増して重要視されている。今期は2024中…続きを読む
中四国エリアでは3月1日にフジとマックスバリュ西日本が経営統合し、新生フジが誕生した。この経営統合によって中四国・兵庫にまたがるエリアで連結営業収益8010億2200万円(24年2月期決算)、487店舗(四国では217店舗、24年2月期末)のリージョ…続きを読む
成長戦略を着実に推進するコノミヤは、大阪府岸和田市を拠点とするスーパーサンエーの11店舗、京都府福知山市を拠点とするスーパーマーケットNISHIYAMAの3店舗のグループ化に加え、2店舗を新規出店。総店舗数は105店舗に拡大、大阪府、兵庫県、京都府、…続きを読む
近畿エリアでは従来、地場SM、近畿を拠点としたリージョナルチェーンおよび、ナショナルチェーンによるシェア争いが展開されていたが、近年は他エリア(首都圏、東海圏、中国圏など)からの進出が顕著となっている。加えて、食品を取り扱うディスカウントストアやドラ…続きを読む
静岡県浜松市のマックスバリュ東海の前期(24年2月期)状況は、売上高が前年比4.5%増の3589億8800万円、営業利益が同30.9%増の134億8200万円、経常利益が同31.4%増の135億1600万円、純利益が同34.7%増の83億1300万円…続きを読む
東海・北陸エリアの主要SMの直近の決算は、ほとんどの企業で増収となっている。その要因は企業ごとに異なるが、既存店の客数回復や新店・改装店の売上げ増などが主な要因となっているようだ。ドラッグストア(DgS)やインターネット通販などが生活に浸透し、競争が…続きを読む
アクシアル リテイリングは、規模の拡大に向け製造子会社ローリーや物流センターの拡充・拡張などインフラ整備に力を入れている。秋には新社屋も完成する。全社一体で目的や課題を共有し取り組む組織力を強みに、今年は「おいしさがドまん中大作戦!!」を掲げチャレン…続きを読む
◇パイの奪い合い新局面 人口減少を背景に、市場規模の縮小が続く長野、山梨両県の食品マーケット。SMは長野のツルヤ、山梨のオギノら地元チェーンが盤石の基盤を誇るが、生鮮や惣菜も含め食品販売を強化するドラッグストア(DgS)、ディスカウントストア(DS…続きを読む
カスミ(塚田英明社長)は6月、埼玉県三郷市にブランデ三郷店を開設した。22年に茨城県つくば市内に開設した2店舗を検証し、カフェ機能の強化や日常使いへの対応といった要素を加えた。期中にもう1店舗を計画、ブランデ業態の確立を目指す。本格的な多店舗化には、…続きを読む
SMの出店戦略は、一定地域に店舗網を集中させるドミナント戦略が一般的だ。集中した店舗網によりシェアが高まり、物流も効率化する。また、店舗スペースの制約や人手不足を背景に、製造能力のある店から近隣店へ店内製造の商品を運ぶ手法にも工夫が見られる。一方、同…続きを読む