東北6県、北関東、新潟と幅広いネットワークを持つボーキ佐藤は、全国卸、有力地域卸との戦いが激しくなり、企業のアイデンティティーを明確にしなければ勝ち残れない時代を迎えている。広域であるから、4ブロックに分け、ブロックでの強みを発揮していこうという方針…続きを読む
日本アクセス東北エリアは今期、卸売事業単体で売上高1000億円超えに挑んでいる。上期は洋日配、冷凍食品がけん引して売上高が前年比4.2%増。この数年で拠点整備が進んだことも事業を後押しした。第8次中計では「変革と挑戦」をスローガンに、新たな価値創出に…続きを読む
アフターコロナにおける人流の回復や価格改定など、一年を通して食品産業の成長を支えたトピックスの波及効果は一巡したとする見方が強い。人口減少や高齢化を背景とする物量の減少が懸念される中、国分東北は新たなビジネスモデルの確立を急ぐ。低温フレッシュデリカ、…続きを読む
新型コロナ収束後の人流回復やメーカー商品の値上げラッシュに伴う末端への適正な価格転嫁により食品卸業界の好業績が保たれてきたが、今年に入り潮目が変わり始めた。追い風となる環境要因が一服したとみる向きが強く、人口減少や高齢化を背景とする量的縮小、物価高に…続きを読む
チヨダが販売する「和からし 千代田からし 100g」=写真=が昨年10月にジャパン・フード・セレクションのグランプリを受賞した。同品は水で溶いても粒感があり、風味が素早くたつことが特徴で、「室町時代から使われてきた伝統的な薬味」というイメージを大切に…続きを読む
日本からし協同組合は4月1日、からしの魅力を発信すべくホームページを開設した。同組合は1957年に全国辛子粉工業協同組合としてからし種子の海外での安定した作付けや買い入れを可能とすべく共同購入のため設立された。以降、業界はからし粉、チューブタイプなど…続きを読む
日本向けのからし原料となるからし種子は主としてカナダから輸入されている。過去にも大きく原料価格が動いた時期があったが、20年以降特に大きな動きがあった。21年のカナダ産からし種子が大干ばつにより収穫量が激減したことだ。これに22年2月のロシアがウクラ…続きを読む
美ノ久の今期(24年10月期)は、新たな設備の拡充によってさらにPB・OEMなど大口案件の受注が増えるとともに、原料高騰に伴う値上げ効果もあり、売上げは堅調に推移している。特に納豆添付用などの市販商品向けが業績をけん引している。 OEMの仕事が広が…続きを読む
業務用のからし・マスタード市場は、納豆を中心とする小袋市場が堅調な推移を続けていることに加え、コロナ禍からの回復やインバウンド需要による外食市場の活性化で多くのメーカーが数量、金額ともに伸長している。一部のメーカーからはコロナ禍以前の19年度の売上高…続きを読む
からし・マスタードのこの8月までの家庭用市場は全体で金額ベースでは前年比7.0%増と各メーカーの価格改定効果などで伸長した。しかし、数量ベースでは前年水準に届いておらず、本格的な回復基調とはいえない状況だ。家庭用市場の内訳は練りからしが金額ベースで同…続きを読む