アイリスフーズが2014年参入したもち事業では、独自の低温製法で精米した国内産水稲もち米だけを使用し、メニュー提案や売場の販促活動を通じて、通年商材としての需要を喚起し、規模拡大してきた。特に今期は、8月に南海トラフ地震臨時情報による巨大地震への注意…続きを読む
マルシン食品の前8月期は、年明けからの災害食需要もあり、包装もちが好調に推移した。さらに、主食用うるち米の店頭での品薄による代替需要なども追い風となり、今期も好調を維持している。秋冬の本格シーズンに向け無理な拡販はせず、商品の安定供給維持を第一に考え…続きを読む
たいまつ食品の秋冬は手に取りやすい800g以下の小容量サイズのほか、伸長する「お好みもち」「よもぎもち」などのバラエティー商品に力を入れる。また、新商品では「東北産水稲もち米100%使用 杵つきもち」を発売する。800g入りの東北産水稲もち米のみを使…続きを読む
越後製菓の包装もちブランド「生一番」が今年40周年を迎える。大々的なキャンペーンの予定はなく、店頭でのコラボキャンペーンなどニーズに合わせて柔軟に販促活動に取り組む考えだ。前期の鏡もちを含む包装もちの売上げは、前年比6.1%増の98億3000万円。競…続きを読む
うさぎもちは、今シーズンもサトウ食品グループのもち専業メーカーとして、豊富なラインアップを強みに展開していく。新商品としては、同社ならではの「焼いて食べるあんこ餅」シリーズをリニューアル。サトウ食品グループ独自の「ながモチフィルム」を導入して、さらに…続きを読む
業界トップのサトウ食品は今秋冬、昨年に引き続き「サトウの切り餅 シングルパックミニ300g SPY×FAMILYオリジナルデザイン」を発売する。小さめサイズで食べやすく使い勝手の良い「シングルパックミニ」シリーズについて、人気アニメコラボ商品を皮切り…続きを読む
●「みたらし」「黒みつきなこ」大幅増 丸美屋食品工業はもち専用たれの「おもち亭おもちとからめて!」シリーズを揃え、もちの消費拡大とともに成長している。特にゆでたもちに「かけるだけ」の「みたらしもちのたれ」「黒みつきなこ」の売上げを大幅に伸ばし、過去…続きを読む
全国餅工業協同組合は、包装もちの需要拡大を目的としたプロモーション活動の一環として、アウトドア用食材として包装もちを活用するための提案を進めている。9月28、29日に神戸市中央区のメリケンパークで行われたアウトドア関連用品の販売・展示イベント「アウト…続きを読む
包装もち業界の23年度は、全国餅工業協同組合集計の出荷量では約6%伸長した。傾向としては、近年の流れをくんでピークの年末年始はやや落ち込み、それ以外の時期が増加傾向にある。23年度は、5月までは新型コロナウイルスの行動制限下での特需があった。さらに9…続きを読む
カカオ豆の生産を取り巻く環境が厳しさを増している。これまでも、生産国のカカオ栽培農家の低収入問題や児童労働問題などの課題が指摘されてきたが、24年に入りカカオ豆の相場が高騰した。背景には生産国の異常気象や財務状況悪化などがあり、カカオ豆生産の持続可能…続きを読む