テーオー食品のカレー関連は数量、金額とも前年を上回った。前回の価格改定効果により売上げが伸長したことと数量でも前年を上回ったことで同社のカレー関連は堅調といえる。しかし、主要スパイスなどの原材料高騰に加え人件費や物流費、エネルギー費の増加に想定以上の…続きを読む
ハチ食品は今春、話題性を高めたカレー商品を投入し、新たな売場、新たな消費層の獲得を狙っている。 看板商品「メガ盛り」シリーズはアニメ「怪獣8号」コラボ企画で“DX”版、「るるぶ」シリーズは地域貢献型商品を切り口にした「東京小笠原南国フルーツチキンカ…続きを読む
大塚食品の「ボンカレー」は、今春、ブランド初となるうどん専用の「ボンカレー 旨みを味わうカレーうどんの素」2品を新たに投入した。猛暑が予想される今夏に向け、同品を使用した「冷やしつけカレーうどん」という新たな楽しみ方を提案し、同ブランドの鮮度を高める…続きを読む
江崎グリコのカレー食品群の23年度売上げ実績は、ルウは前年超えも、レトルトが前年度を下回り、全体では前年未達で着地。コロナ禍に需要の高かった「カレー職人」は23年春に実施した10%の値上げの影響で前年同期を下回った。 「ZEPPIN」を今春、本格的…続きを読む
エスビー食品のカレー関連は、各ジャンルで価格改定が浸透したことなどにより売上げは伸長した。 23年度のジャンル別(家庭用・業務用・輸出用累計)を見ると、ルウが前年比15.3%増の315億4000万円、レトルトが同3.9%増の156億2000万円、カ…続きを読む
ハウス食品の家庭用カレー事業は、この3月までの1年間でルウが前年比6.6%増、382億円、レトルトが同0.1%増、178億円と価格改定や新製品投入効果で前年を上回った。 ルウでは昨年5月に価格改定前の仮需で数量がアップしたが、6~8月は価格改定の影…続きを読む
●原料高騰への対応急ぐ 家庭用カレー粉の昨年度は前年比2桁増を超える伸びを示し好調に推移した。要因はエスビー食品が2月発売の「カレー粉スティック」だ。これは同社が長年にわたり販売を続けるカレー粉のトップブランド「赤缶カレー粉」のスティックタイプで、…続きを読む
レトルトカレーの家庭用市場はこれまで個食化や簡便化といった消費者のニーズをとらえ着実に成長してきた。現在では市場規模でカレールウを上回っており、日本のカレーを代表するジャンルとして定着したといえる。昨年度は前年比で約4%増となった。価格改定の効果を加…続きを読む
カレーを取り巻く環境は各ジャンルで違いはあるものの、外食を含めた喫食頻度は増加傾向にある。カレーのメニューポジションは高い位置を維持拡大している。昨年度はルウ、レトルト、粉の各ジャンルによる価格改定効果などあり、市場は金額ベースで拡大。今後は、新価格…続きを読む
家庭用カレールウ市場はここ数年、市場規模でレトルトカレーに抜かれるなどその商品価値に大きな変化が現れている。昨年度は前年比で約7%増と価格改定効果などにより金額ベースの市場は大きく回復した。しかし、消費者のニーズが簡便調理、個食化に向かう環境下におい…続きを読む