●適正価格・価値発信・実需拡大を 24年のマヨネーズ市場は、不透明感漂う原料・コスト環境に対応する適正価格の堅持はもちろん、サラダ以外での多彩な用途提案や、生活者視点に立ったメニュー戦略など、マヨネーズそのものの優れた価値を丁寧に発信するとともに生…続きを読む
●広がる使い方、伸びしろに 野菜摂取意向に対応 春野菜シーズンの本格到来に伴い、マヨネーズ・ドレッシングの両市場が活況を呈している。旺盛な野菜摂取意向をはじめ、健康な食生活を支援する両市場だが、近年ではサラダ向け調味料から、多彩・万能な特性を生かし…続きを読む
山眞産業花びら舎は、原料の安定供給に向けて主力商品である国産桜の産地拡大に着手してきたが、今年から新規産地での本格的な供給を開始した。地元の愛知県に加えて、長野県、岐阜県、京都府の遊休農地合計10ヵ所で生産し、無農薬栽培かつ添加物不使用での塩漬けにこ…続きを読む
◇白鳥哲製菓材料部長に聞く 正栄食品工業は4月23、24日の2日間、創業120周年記念展示会を開催する。テーマは「おいしい うれしい あたらしい」。同社の成長を支えてきた顧客重視の視点に立ち返り、食材専門商社として原料の輸入や自社工場での生産加工を…続きを読む
23年の穀粉・製菓原材料業界は、コロナ禍で沈んだ外食業界などの回復に合わせて生産量や取り扱い量が増加している。ここ数年、コンビニスイーツでモンブランが人気となっていたが需要が一服、今後強化したい業態として外食チェーンに加え大手カフェチェーン、業務用ス…続きを読む
スパイス原料は全体としては、一時期の高騰から高止まりといった状況が続いている。特にカレー関連のカルダモンやコリアンダー、クミン、ターメリックなどが高値の状況が続いている。現状で高騰が懸念されているのがカルダモンとターメリックだ。カルダモンは一時期の価格…続きを読む
多くの加工食品やレストランなど外食産業のメニューを支えてきたケー・アイ・エスが家庭用スパイスの分野に参入した。2月4日に新ブランド「SPICE KINGDOM」のホームページサイトをオープンし新ブランド製品を発表。「もっとたくさんのお客さまに、スパイ…続きを読む
スパイスの業務・加工用市場は、新型コロナウイルスの感染法上の扱いの5類移行による外出機会増加などにより順調に回復基調にある。業務用市場では外食産業の回復が顕著になったことで、昨年10月以降から12月にかけて各メーカーが順調に数字を伸ばした。前年同月比…続きを読む
家庭用のスパイス市場は長期にわたり着実な成長を遂げてきた。これにコロナ禍における家庭内食化傾向が追い風となり市場はさらに拡大した。昨年以降の新型コロナウイルスの感染法上の扱いの5類移行でその伸びは鈍化したが、今年に入り市場は再び上向いており長期的な伸…続きを読む
スパイス市場は家庭用、業務・加工用ともに原材料高に伴う価格改定がある程度進んだことで市場は全体として堅調に推移している。家庭用では、エスビー食品、ハウス食品ともに小容量タイプの製品を投入したことで市場に新たな動きが起こることが期待される。また業務用市…続きを読む