キリンビールは、富士御殿場蒸溜所の多彩な原酒を使用した「キリンウイスキー 陸」と「キリンジャパニーズウイスキー 富士」の育成に力を入れる。陸は、年末にハイボール缶を発売するなどして飲用体験を拡大する。富士は国内外での展開を強化し認知拡大を図る。 1…続きを読む
●ジャパニーズウイスキー価値向上へ サントリーが造るジャパニーズウイスキー「山崎12年」が、世界的な酒類品評会「第29回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」で、全部門の中で最高賞にあたる「シュプリーム チャンピオン スピリット」に選ばれた。…続きを読む
ウイスキー市場の拡大が続いている。炭酸水で割る飲み方、ハイボールで裾野が広がり、銘柄にこだわって購入する人も増えた。足元では手軽に楽しめる缶入り製品が伸長するほか、1本2000円以上の高単価品も好調。値上げの影響で販売数量の伸び率は鈍化傾向だが、国産…続きを読む
フタバ食品の今シーズンの中華まん事業は、上々のシーズンインとなったようだ。品質・味の向上はもちろん、プレミアム系商材には、国産素材などにこだわった豚まんを投入。路面店舗の「豚〓〓(とんきっき)」は観光客が多く来店し大盛況で、「餃子ドッグ」も底堅い支持…続きを読む
井村屋の点心・デリカテゴリーの前期(24年3月期)売上げは、前年比8%増と好調に推移した。冷凍食品については中華まんの需要の高まりから新規採用が広がるとともに、高温が続いた春夏シーズンの採用も増加。年間を通して需要のある商品としての地位を確立してきて…続きを読む
山崎製パンの前期(23年12月期)の中華まんの実績は、暖冬の影響を受け前年比1.6%減の90億円となった。今期(24年12月期第2四半期)までの実績は、同0.3%増の32億円で推移している。 24年秋冬の商品戦略は、二極化・三極化戦略を継続展開。「…続きを読む
2023年の中華まん市場は堅調に推移した。暖冬の影響を受けたものの、各社が取り組んで通年販売化の取組みが一定程度成功し、需要を押し上げた。中華まんは、CVSカウンターに加え、SMの冷凍食品売場、チルド売場、常温のパン売場で展開。特に、冷食売場などの販…続きを読む
米粉大手のみたけ食品工業は、業務用で、使い勝手の良いミックス粉を展開するほか、家庭用米粉でも「米粉パウダー」ブランドで高いシェアを占めている。 今秋、オレンジページとの共同開発で「フライパンでお手軽に」シリーズとして、「大豆粉と米粉のパンミックス」…続きを読む
穀粉最大手の日の本穀粉は、新規米粉にも取り組み「SOIE LISSE(ソワ・リス)」ブランドで展開している。この品質がプロに評価されて、オンラインスイーツスクール「Saki.+」の中嶋咲絵さんが、多様な米粉レシピを考案、9月11~12日に開催された「…続きを読む
熊本製粉は、日清製粉グループの企業として、九州産「ミズホチカラ」米粉を強みに米粉事業を展開し、順調に売上げが拡大している。 今春、主力の業務用「米粉」シリーズでリブランディングを図り、パッケージを「おいしさのバトンをつなぐ」デザインに変更。これが、…続きを読む