新潟県の米粉集積地・胎内市にある新潟製粉は、地元・新潟産中心の国産米を微細粉ででんぷん損傷度が低い方法で製粉している。徹底的に衛生管理された工場で、工程はすべてシステム化・クローズド化、日本で開発された食品安全規格JFS-B規格を取得して安全・安心、…続きを読む
小城製粉は、地元・鹿児島の特産品、かるかん粉を中心とした和菓子用米粉を展開するなかで、「小麦アレルギーを持つ人にも、おいしいスイーツやパンを食べてもらいたい」と、米粉でグルテンフリーのパンやパイが焼ける技術を開発し、最終製品までを提案しながら広めてい…続きを読む
群馬製粉は、パンや洋菓子用など新規米粉にいち早く取り組み、微粉砕しながら、でんぷん損傷度が低い「リ・ファリーヌ」を発売、有名パティシエやシェフと共同しながら、最終製品を提案しながら普及に努めている。 海外にも販路を求めて、18年から輸出を開始し、コ…続きを読む
「お米の粉」ブランドで、新規米粉製粉量トップを誇る波里は3月、本社隣接地に新規米粉を生産する辰巳米粉工場と辰巳定温倉庫を新設。本社工場の生産ライン増強と併せ、生産能力が倍増し、業界最大規模となった。 加工食品や製菓・製パン原材料などに幅広く販売する…続きを読む
◇注目の米粉製粉機械・加工品メーカー ●生産能力を3倍に拡張 米粉集積地・新潟県胎内市に本拠を置くタイナイは、亀田製菓グループで米粉パン事業を展開。「Happy Bakry」ブランドで新潟県産米を100%使用した米粉パンを製造・販売している。食物…続きを読む
◇注目の米粉製粉機械・加工品メーカー ●普及尽力、販売先広がる 西村機械製作所は、微粉砕で、でんぷん損傷の少ない気流粉砕機「スーパーパウダーミル」が強みの米粉製粉機メーカーだ。卓上型「フェアリーパウダーミル」と併せて、米粉の新需要を開拓しながら普…続きを読む
●マーケットは盛況 JA全農も米粉事業本格参入へ 米粉需要が拡大している。農林水産省によると、23年度需要量は前年比17.7%増の5万3000tに上った。09年の国産米粉取り組みの本格スタートから15年を経過する24年度、6万tを超える6万4000…続きを読む
石川県は、オリジナル品種「ひゃくまん穀」をはじめ、「コシヒカリ」「ゆめみずほ」の三大銘柄で展開している。おいしさと作りやすさを両立させたひゃくまん穀は粒の大きさがコシヒカリの約1.2倍にも上り、おにぎりや弁当の原料米として業務用ユーザーに人気の銘柄。…続きを読む
宮城県は「お米は食べわける時代」を掲げ、「ひとめぼれ」「ササニシキ」「だて正夢」「金のいぶき」など県オリジナル品種を中心に、個性豊かな銘柄を揃えている。 「ひとめぼれ」は、甘みと粘りのバランスが良く用途が広いため、家庭用・業務用ともに使用されている…続きを読む
主産地北海道では、「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ふっくりんこ」の3大銘柄中心に多様化するニーズに応えた多様な品種を生産している。 トップブランド「ゆめぴりか」は昨年、日本穀物検定協会主催の食味ランキングで14年連続で最高位の「特A」を獲得した。その…続きを読む